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1: ねこ名無し ★@\(^o^)/ 2017/08/25 02:57:49.07 ID:CAP_USER.net
□国際政治・歴史学者 ロバート・D・エルドリッヂさん

■日本の安全保障環境厳しい

--エルドリッヂさんは2年前まで、在沖縄米軍基地で海兵隊政務外交部次長を務めていました。日米の安全保障を担う最前線におられたわけですが、中国との尖閣諸島問題や北朝鮮問題の深刻化など、日本の安全保障環境が厳しさを増しているといわれている現状をどうみていますか

「尖閣諸島に関しては、今の状況が続けば確実に中国に奪われるとみています。中国の狙いが尖閣奪取にあるのが明確であるにもかかわらず、それを許している日本にも問題があります。

中国を刺激しないというのが、沖縄返還後一貫した日本の姿勢ですが、それによって日本の実効支配が空洞化しているのが現実です。施政権があるにもかかわらず、日本人の上陸を認めないというのも、国際社会から見ればおかしい。

最近大幅に増えている尖閣周辺の領海や領空への中国船、中国機の接近・侵入に対し、海上保安庁や航空自衛隊の現場の人たちにだけ、危険な任務と責任を負わせるのは、無責任極まりないと思います。尖閣を取られてから奪回するのは非常に難しく、その前に取られない戦略、政策が必要です。だが、日本は無策です」

「北朝鮮問題では、日米にとって軍事的な選択肢はなく、対話と抑止しかないと思います。北朝鮮の軍事能力は大幅に向上し、必ず報復できる力を持っており、一番その被害を受けるのが日本です。日本国内には北朝鮮の工作員が潜入しているため、国内テロも想像できます。

先制攻撃では自衛権を相手に与えてしまうし、今や相手の報復能力を完全に破壊することはできません。さらに日本が考えなければいけないのは、万一の場合の戦後処理が日本に有利な形になる保証がないということです。つまり、朝鮮半島における中国の影響力が拡大します。

尖閣も北朝鮮も、日本にとっては非常に厳しい状況にあるといえます」

--尖閣を失わないためには、日本は何をすべきですか

「尖閣問題に関しては、対話がむずかしい。膨張する中国は野心的で、ゼロサムで国際政治を見ています。つまり、損得で見ているわけです。それに対して日本は共生を重んじますが、中国にはそれは通用しません。これまでのような中国を刺激しないための事なかれ主義ではだめです。

中国は尖閣を自国の領土にした場合、東シナ海も南シナ海と同じように軍事基地化する考えです。そうなりますと、沖縄から近すぎるため、米軍は沖縄から引かざるを得なくなります。尖閣を取られないためには、行政的にできることを今から実行しておくべきです。

まず、公務員を常駐させることが大事で、世界に対して日本の施政権と実効支配を示すことになります。それとともに、気象台、灯台、避難港、ヘリポートを設けるべきです。これらはすべて国際公共財になると同時に、日本の実効支配を示すことになるからです」

--国民の安全保障意識も問われています

「日本人の安全保障意識は言われているほど低くはないし、常識的に考えていると思います。自衛隊への支持が高いことが、それをある意味で証明しています。面白いことに地方に行くほど、とくに国境に近い離島に行けば行くほど意識が高くなるのですが、東京に近くなるほど深く考えていないようです。

政府がきちんと国民に説明していくべきでしょう。また、日本が尖閣を失うようなことがあれば、日本の領土問題はすべて決着してしまうことになります。北方四島も竹島も、すべて日本にとって不利な形で決着してしまうということを、日本国民は認識すべきだと思います」

■透明性高め理解、支持へ

--国の安全保障にとってエネルギーの確保は重要な問題です。日本では東日本大震災後に原子力発電所のすべてが運転を停止し、今も再稼働が数基にとどまっているため、輸入化石燃料による火力発電が9割程度を占めています。日本のエネルギーの現状をどうみていますか

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170824/cpd1708240500004-n1.htm

>>2以降に続く)