韓国 経済 

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:2014/06/05(木) 11:11:59.89 ID:
2014.06.05(木)

(英エコノミスト誌 2014年6月1日号)

韓国の家計は、膨らんでいく債務の下で四苦八苦している。

1997年のアジア通貨危機は、リーさんに大打撃を与えた。経営していたインテリアデザイン会社は倒産し、彼は公式に不良債務者の烙印を押された。しかし、その後に来た家計に対する信用ブームは、リーさんをもっと痛めつけた。

 銀行は法人向け融資を手控えるようになり、代わりに個人向け融資に目を向けた。クレジットカードの販促活動がテレビや街角など至るところで行われ、リーさんの妻を含め、誰にでも発行された。リーさんの妻は700万ウォン(6900ドル)の債務を積み上げた。その大半は未払いの利息だ。妻がリーさんと離婚した時、無職のリーさんがその債務を負う羽目になった。

 韓国経済の急成長は、巨大な工業コングロマリットである「財閥(チェボル)」の巨額債務の上に築かれた。ところが今、積み上がる家計債務が成長を妨げる恐れがある。

 家計債務は昨年初めて1000兆ウォンを超えた。そして家計債務は韓国の国内総生産(GDP)および平均世帯収入よりもずっと速いスピードで増加している。2012年には、家計債務は韓国の年間可処分所得の1.6倍となった。これに対して先進国から成る経済協力開発機構(OECD)の平均は1.3倍だ。

 2008年の金融危機以降、裕福な消費者が世界的に債務を削減してきたのに対し、韓国の債務の山は着実に大きくなってきた。

ノンバンクの融資の抑制に動く規制当局

 その理由の一端は、2008年の金融危機は韓国を動揺させただけで、このため危機後の緊縮が限定的だったことにある。顧客の所得に対する債務上限の引き下げなど、銀行に課された段階的な制限は、ノンバンクのライバル機関からの精力的な競争へ門戸を開いた。

 クレジットカード会社、相互貯蓄グループ、保険会社からの融資は、大手銀行による融資より急速に増加している。2013年にはノンバンクによる融資が540兆ウォンに達し、家計債務の半分以上を占めた。これは過去最高記録だ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40872