(イメージです。)
 
1: らむちゃん ★@\(^o^)/ 2017/07/22 20:57:53.22 ID:CAP_USER.net
産経ニュース、2017.7.22 20:38更新
http://www.sankei.com/world/news/170722/wor1707220031-n1.html

【ワシントン=黒瀬悦成】
 
 米海軍は、「世界最強」といわれる最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」就役により、現在のニミッツ級10隻に加えて5年ぶりに空母11隻体制を復活させる。しかし、空母「遼寧」などを擁する中国が海軍力を強化させるなど、世界の安全保障環境が厳しさを増す中、トランプ政権にとって海軍力のさらなる増強は急務だ。


 米海軍の空母戦力は、世界初の原子力空母「エンタープライズ(2代目)」が退役した2012年以降、10隻体制が続いていた。フォードは本来、15年に就役予定だったが、新たに採用された先端技術の実用試験に時間がかかるなどして投入が遅れていた。

 トランプ大統領は、中国による南シナ海の軍事拠点化や北朝鮮の核・弾道ミサイルの脅威、ロシアの軍事的台頭や中東情勢の不安定化をにらみ、「海軍力の増強」を安全保障分野の大方針の一つに掲げ、海軍戦力について、空母打撃群や潜水艦を軸に現行の約270隻から「350隻体制」にするよう提唱してきた。

 下院軍事委員会のシーパワー・投射戦力小委員会も6月、空母の建造ペースについて、従来の5年に1隻から3年に1隻に加速させるとともに、フォード級2番艦「ジョン・F・ケネディ」が就役済みと想定される23年以降は空母12隻体制を維持することを義務づける条項を18会計年度(17年10月~18年9月)の国防権限法案に盛り込んだ。