1: ねこ名無し ★@\(^o^)/ 2017/07/21 20:52:00.80 ID:CAP_USER.net
 韓国の新政権は、まだ出発さえしていない-。発足から2カ月が経過した文在寅(ムン・ジェイン)政権は、閣僚候補の「身体検査」をめぐって問題発覚が相次ぎ、顔ぶれが決まらない状態が続いている。

 そんな中でも、国防相にようやく就任した人物には、「飲酒運転もみ消し」や「高額の顧問報酬受領」などの問題が発覚。国民の最大の関心事で文大統領が力を入れている雇用の担当大臣候補は、野党の追及に耐えきれず就任を断念した。

 国民の関心が閣僚候補のゴシップに集中する背景には、韓国独特の閣僚選出手続きがある。(外信部 時吉達也)

日本なら政権存続の危機級?

 私文書偽造を裁判で認定された人物が法相になり、労働基準法違反が常態化する会社の理事が厚生労働相になる。日本に置き換えれば政権の存続にも関わるだろうスキャンダルが、文在寅政権の閣僚人事で続出している。

 法務相候補だった安京煥(アン・ギョンファン)氏は、交際女性の印鑑を偽造して無断で婚姻届を提出。その後、婚姻無効の判決を受けていた。

 趙大燁(チョ・デヨプ)雇用労働相候補は、社外取締役として経営に関与した会社が賃金未払いを繰り返していたほか、飲酒運転や所得税法違反など7件に及ぶ違法行為疑惑が発覚。2人は候補からの辞退に追い込まれた。

 高まる批判の中、任命が強行されたケースもある。国防相に就任した海軍参謀総長出身の宋永武(ソン・ヨンム)氏は大佐に昇進する直前、飲酒運転の検問で免許取り消しにあたる高濃度のアルコールが検出されたが、公にも組織内部でも一切処分を受けなかったことが表面化。

 野党は「警察を金銭で買収したという証言がある」と追及を強めたが、どうにか乗り切った形だ。

40年以上さかのぼり疑惑発掘

 相次ぐスキャンダルは一見、個人の資質や政権スタッフによる「身体検査」の不備に問題があるようにみえるが、こうした問題が発生した時期にも注意したい。宋永武氏の飲酒運転もみ消し疑惑は、四半世紀も前の91年の出来事だ。安京煥氏の婚姻届の偽造は、本人が20代だった1975年まで、40年以上をさかのぼる。

 「焼酎2本までは飲酒とは言わない」。記者が留学していた十数年前でも、飲酒運転が横行していた韓国。急速に経済発展した時代を振り返れば、現在では容認されない違法行為を見つけるのは難しくない。こうした社会背景を利用し、政権攻撃につなげているのが、閣僚候補に対する国会の「人事聴聞会」だ。

60人を個人攻撃の「人事聴聞会」

 米国にならい、韓国で公聴会制度が導入されたのは2000年2月。当初は任命に議会の同意が必要な首相(国務総理)や憲法裁判所長らの出席が想定されていたが、対象は徐々に拡大。現在は全閣僚候補を含む約60人が聴聞を受け、中継するテレビカメラの前で野党による個人攻撃にさらされる。

 閣僚候補に議会の同意は必要とされず、議会はあくまで報告書を作成し、大統領に提出するのみ。任命の可否に関与することはない。

 しかし、少数与党である現在の「共に民主党」をはじめ、歴代与党は円滑な国会運営に向け、野党の意向を無視できないのが実情。発覚するスキャンダルの内容によっては、閣僚候補が辞退に追い込まれる結果となる。

http://www.sankei.com/world/news/170721/wor1707210001-n1.html

>>2以降に続く)


5月、選挙活動で支援者との写真撮影に応じる文在寅氏。大統領選中は閣僚の「5大不正」排除を訴えていたが、実現できなかった
 

韓国国防相に任命された宋永武氏。「飲酒運転もみ消し」などの疑惑で野党の追及を受けた
 

5月21日、閣僚候補人事を発表する韓国の文在寅大統領(聯合
 

大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型の試射成功を喜ぶ金正恩朝鮮労働党委員長
 

ICBM「火星14」とするミサイルの発射実験の写真