1:
:2014/06/03(火) 01:18:27.88 ID:
ソース(JBPress、柯隆氏) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40821
今から25年前の1989年6月4日、北京の天安門広場で民主化を求める学生運動が発生した。それを鎮圧したのは警察ではなく、敵と戦って国を守るべき人民解放軍だった。
それから25年経過したが、中国政府の公式見解はいまだに変わらず、あの運動は「一部の者が企てた国家を転覆しようとした動乱だった」と言われている。確かに、胡耀邦元共産党総書記の死去(1989年4月15日)を発端とする学生運動に対して、中国共産党中央はかつてないほど寛容だった。共産党中央は学生のリーダーとの対話を試み、事態の収拾を図ったこともあった。しかし、大学生が求める民主化の政治改革は一貫して拒み続けた。
当時の中国社会情勢を冷静に振り返れば、大胆な民主主義の政治改革は時期尚早だったと思われる。とはいえ、どんな理由があろうが、国を守るべき人民解放軍が非武装の学生に向けて発砲するのは許される行為ではない。
この25年間、中国の知識人たちはさまざまな角度から政府に対して天安門事件の再評価を求め働きかけてきた。だが残念ながらその甲斐はなく、天安門事件はいまだにタブーとされている。
中国国内のインターネットの検索エンジンで「天安門事件」を検索すると、まったく違う検索結果が表示されたり、「法律に違反するキーワードが含まれているため検索できない」という表示が出てきたりする。
しかし、歴史の事実を直視しないことで最もダメージを受けるのは、ほかでもない。共産党自身である。この簡単な理屈を今の共産党のトップが分からないわけがない。
では、なぜ直視しないのかというと、仮にここで天安門事件を再評価すれば、最高実力者だった鄧小平の功績の一部が否定されることになり、場合によっては共産党の指導体制も危うくなりかねないからだ。結局のところ、共産党中央は地雷のような天安門事件をタブーにするしかないのである。
■言論の自由を保障する一方で知識人を弾圧
中国は法治国家ではなく「人治国家」であるとよく指摘される。しかし、中国の法律は新興国の中で最も整備されている国の1つである。それにもかかわらず、なぜ人治国家と言われるのだろうか。
それは政府が法律を守らないからである。今の中国の憲法では言論の自由が保障されている。ところが、天安門事件を回顧する少人数の集会に集まった弁護士らは、騒乱を企てたとして拘束された。
往々にして政府は法律を破る口実として「社会の安定を維持しなければならないから」と説明する。逆に言うと、法律を守っていると 社会が不安定化する、ということである。これは明らかに屁理屈である。政府が法律を破る本当の理由は、社会の安定を維持するためではなく、自らの統治を維持するためであろう。しかし、共産党が自らが作ったルール(法律)を破り続けていると、当然のことながら共産党の存続を脅かすことになる。
かつて毛沢東国家主席が存命していたとき、側近らは毎日のように「毛沢東万歳、万々歳」(毛沢東よ、いつまでも長生きを)と唱えていた。学校や工場などでも唱えさせた。しかし 毛沢東はもちろん不老不死ではなく、83歳で死去した(1976年9月9日)。同じように共産党も万歳ということにはならないだろう。
政党が健全に運営されるためには、批判的な意見や指摘を聞き入れなければならない。批判を拒むのは、自らの統治能力について自信がないからである。胡耀邦元総書記の時代や朱鎔基元総理は、知識人の批判や指摘をある程度聞き入れていた。だが現在は、共産党に対する批判は即政府転覆罪に問われる。これでは政治も社会も安定しない。
(>>2以降に続く)
2:
:2014/06/03(火) 01:18:49.25 ID:
(>>1の続き)
■信用を失った政府、その先にあるものは?
今の中国社会の最も恐ろしい点は、国民が政府を信用しなくなったことにある。
浙江省の杭州市で政府が進めるゴミ焼却炉設置に対して、地元住民が大規模な抗議行動を起こした。本来ならば、ゴミは埋め立てるよりも高温で焼却した方が環境に優しいと言われている。しかし、中国の一般住民はそれを信用しない。ゴミの不完全燃焼で発生する
有害物質が環境を害するのではないかと心配しているのである。
なぜ政府は国民からの信用を失ったのだろうか。理由は簡単だ。長い間、政府はマスコミをコントロールして世論を操作してきたが、国民はそれに気づいてしまった。何回も騙されてきた経験から、政府の言うことを鵜呑みにしなくなったのである。
これから中国政府が民主化の政治改革に邁進するとは考えにくいが、社会主義の時代に逆戻りすることはあり得ない。いずれにしろ国民の信用を取り戻すことはできない。結局のところ、現状を維持しながら延命を図るしかない。
では、その先になにが待ち受けているのか。大きな可能性のあるシナリオの1つは「革命」である。延命措置とは問題の解決を先送りすることである。最後には未解決の問題が火を噴き、ビッグバンのような爆発、つまり革命が起きることになる。
現に、中国社会では毎日のように大規模な抗議活動やデモが起きている。少なく見積もっても毎年約10万件もの暴動事件が起きていると言われている。
なぜ暴動が多発しているのに革命が起きないのだろうか。その理由は、有名な「毛沢東理論」で説明できる。毛沢東理論によると、1つの暴動は1本の箸に例えられる。1本の箸であれば簡単に折れてしまう。つまり、単独の暴動ならば鎮圧しやすい。しかし、50本または100本の箸を束ねると、たとえ日本の力士でも簡単には折れない。すなわち、暴動が「点」から「面」になったときに革命になるという理論だ。
この理論を踏まえれば、現在、中国社会で多発している暴動はまだ点の状態であって、面にはなっていない。そのため、大きな革命につながる可能性が低いというわけだ。
しかしこれ以上、共産党が民主化の政治改革を拒み続けると、革命が起きるのは時間の問題であろう。政党の統治能力は、どれほど建設的な批判を聞き入れられるかにもよる。中国共産党は、国民に少しでも多くの幸福をもたらすために、自ら改革に取り組まなければならない。今の中国社会を見れば、それは習近平政権の使命と言える。
(終わり)
40:
:2014/06/03(火) 02:45:37.67 ID:
>>1
壊れる前に外に戦争しかける手もあるな。
一番やりやすいのはベトナムあたりか。
3:
:2014/06/03(火) 01:19:23.74 ID:
4:
:2014/06/03(火) 01:19:46.31 ID:
6:
:2014/06/03(火) 01:21:12.27 ID:
7:
:2014/06/03(火) 01:22:44.78 ID:
10:
:2014/06/03(火) 01:24:30.92 ID:
16:
:2014/06/03(火) 01:29:06.93 ID:
22:
:2014/06/03(火) 01:33:10.50 ID:
>>7
それに満州・台湾・チベット・ウイグル・モンゴル
しかもこれら↑はすべて万里の長城の外側、つまり大戦後に増えたところだ
8:
:2014/06/03(火) 01:23:36.97 ID:
12:
:2014/06/03(火) 01:26:30.33 ID:
15:
:2014/06/03(火) 01:27:16.92 ID:
つかシャドバン安く見積もって20兆元だろ
どーすんだ?文句言うヤツ皆殺しにでもすんのけ
17:
:2014/06/03(火) 01:30:38.21 ID:
18:
:2014/06/03(火) 01:31:02.47 ID:
中国を崩壊させるには、たった一つだけお手軽な方法が
・・・人民元を変動通貨制にすれば良い
20:
:2014/06/03(火) 01:31:43.86 ID:
21:
:2014/06/03(火) 01:32:43.80 ID:
>>20
アメさんの圧力で、ここはひとつ。
・・・って言うか、アメさんの我慢ももう限界でしょ。
かなり大規模な貿易しているんだから
23:
:2014/06/03(火) 01:33:16.89 ID:
19:
:2014/06/03(火) 01:31:16.74 ID:
支那では、指導者や役人に対する信用なんて、紀元前からないだろ
28:
:2014/06/03(火) 01:44:31.54 ID:
38:
:2014/06/03(火) 02:37:45.10 ID:
30:
:2014/06/03(火) 01:49:11.09 ID:
32:
:2014/06/03(火) 01:57:18.97 ID:
「一点突破、全面展開」って言う左翼用語もあるけどな
シナ人が時の権力を信用しないってのはいつの時代でも当たり前のことではある
そういう意味では、現在の中共体制も歴代王朝を継承して伝統的でさえあると言える
34:
:2014/06/03(火) 02:13:47.12 ID:
45:
:2014/06/03(火) 03:03:58.87 ID:
ほぼ自由に観光旅行して外の世界を知ってしまった中産階級出の若者が搾取されまくりの貧民層と結びついた時が終わりの始まりになる
47:
:2014/06/03(火) 03:15:36.93 ID:
でも、金があるうちは国家でも個人でもそうだけど、強いぞ。
なかなかつぶれないぞ。
49:
:2014/06/03(火) 03:21:09.64 ID:
52:
:2014/06/03(火) 03:35:33.95 ID:
現代だと、兵器を持たない一般人が国家を転覆するのってかなり難易度高いんじゃ?
そう考えると軍部の離反が必要なのかもだけれど…
54:
:2014/06/03(火) 03:42:07.41 ID:
>その先にあるものは?
特亜崩壊に決まっているだろうが
57:
:2014/06/03(火) 03:57:46.40 ID:
56:
:2014/06/03(火) 03:54:34.54 ID:
中国で革命が起こったら、難民がハンパじゃないぞ。
経済封鎖して北朝鮮状態で疲弊してゆくのが理想。
60:
:2014/06/03(火) 04:02:18.15 ID:
70:
:2014/06/03(火) 04:24:48.75 ID:
>>60
金渡したら海外に逃げるだけでは…
中共もシナ人なら、抵抗勢力もまたシナ人。
76:
:2014/06/03(火) 04:51:58.23 ID:
63:
:2014/06/03(火) 04:09:59.48 ID:
共産党政府が潰れて自動的に民主化する訳じゃない。
次の統治システムがどうなるか誰にも解らない。
68:
:2014/06/03(火) 04:19:56.70 ID:
>>63
幾ら民主化しても、あの民族の民度だと治安・外交その他において
今より更に悪化する可能性がある。
65:
:2014/06/03(火) 04:17:08.16 ID:
アメ公はシナ民主化するための工作やってないのか?
早くやれよ、得意だろ
反中共勢力を援助して内戦に持ってけよ
67:
:2014/06/03(火) 04:19:29.13 ID:
>次の統治システムがどうなるか誰にも解らない。
だが、中国人が運営する統治システムが、
まともなもので無いのは確定してる。
69:
:2014/06/03(火) 04:21:06.58 ID:
>>67
まあ、民主化して自由選挙が行われても買収や不正だらけになるだろうね。
77:
:2014/06/03(火) 04:55:16.63 ID:
まあ恐怖政治がやれるうちは安泰じゃないのか
困ってるのは下々の者だけだろう
79:
:2014/06/03(火) 05:00:23.36 ID:
ここ数年の暴動件数。 7万→12万→18万→25万
ウイグルやチベットを弾圧しても無駄だ。
9割の漢民族が(主に私憤で)バスや警察、裁判所、役所、
共産党施設を爆破し、外資スーパーや駅、繁華街で無差別殺人に及んでいるのだから。
81:
:2014/06/03(火) 05:05:17.36 ID:
中国をいかに解体して、民主化させ、
ソフトランディングさせるか知恵を絞るべきだ
このままでは、世界は取り返しの付かない災難に見舞われる
108:
:2014/06/03(火) 06:16:16.06 ID:
109:
:2014/06/03(火) 06:22:21.32 ID:
G7にて日米以外が中国批判の声明を発表した場合
内紛が加速する可能性があるね
111:
:2014/06/03(火) 06:28:20.51 ID:
核保有国で革命が起きたら怖いわあ
ソ連はまだよかった方だな
121:
:2014/06/03(火) 07:26:55.89 ID:
本来、日本叩きは国内の不満を解消するためのガス抜きが主で、
本気で叩くような感じじゃなかったんだがね。
でも、臭が馬鹿なのか、クネ婆にそそのかされたのか
やりすぎちゃったせいで、日本企業の撤退やら脱中国が進みすぎたからな。
まあ国内の不満が日本たたき程度じゃ解消できなくなったのもあるだろうし、
経済も限界近いだろうからな。今年が正念場だろうな。
126:
:2014/06/03(火) 07:33:03.85 ID:
>>121
そもそも反日教育始めちゃった時点で、
後々日本を敵に回さなきゃならなくなるのは、当然なんだが。
マスゴミつかって、日本が弱腰にしか出れないようにしたつもりなんだろうがねぇ。
122:
:2014/06/03(火) 07:31:36.53 ID:
革命の担い手いないだろwww
歴史の中でいつも周辺民族からの政変だろ
123:
:2014/06/03(火) 07:32:26.94 ID:
いつも通りの易姓革命が起きて中共が崩壊し、新しい独裁政治が始まるだけだよ。
たぶんイスラム帝国になると思う。
127:
:2014/06/03(火) 07:34:35.60 ID:
形式だけでも選挙やらせればいいのにな
民衆なんて、自分たちに決定権があると思えれば、
よほどのことがない限りは結果については、さほど気に留めないものだ
142:
:2014/06/03(火) 08:06:14.96 ID:
>>127
一時期のハイチみたく投票率99.9%、そのうち現議員への投票率が99.9%みたいなあり得ない結果になるだけでは?w
132:
:2014/06/03(火) 07:39:37.33 ID:
134:
:2014/06/03(火) 07:49:28.79 ID:
もう何処から見たって四面楚歌。
この先急激に落ちてゆくだろう。
然し、解体したらしたで受け皿が大変だな。
135:
:2014/06/03(火) 07:52:47.82 ID:
国民を骨がらみの拝金主義にした共産党てのも珍しいな。
鄧小平はゴルパチョフにもなれたのに、
共産党を温存してしまってモンスターのような国を作ってしまった。
136:
:2014/06/03(火) 07:56:22.15 ID:
140:
:2014/06/03(火) 08:05:44.27 ID:
しかし人民大衆に躊躇無く鉄拳を振るえる体制は強いよ。
その辺がソ連末期とは違う。
ソ連だって、エリツィン支持派やバルト三国を暴力で
徹底的に粉砕していたら、崩壊することはなかった。
144:
:2014/06/03(火) 08:09:55.79 ID:
資本主義と共産主義は最も組み合わせてはいけないものだったな。
今の中国の環境破壊を見る限り
146:
:2014/06/03(火) 08:14:32.00 ID:
中国の場合は、地方の民衆反乱と、官僚の腐敗、軍隊の軍閥化で
中央が動けなくなり、地方で災害が頻発し、無理な外征して失敗し、
王朝壊滅ってのがワンクールだからな。
147:
:2014/06/03(火) 08:14:32.82 ID:
150:
:2014/06/03(火) 08:22:54.63 ID:
民主化されても根は同じ
法が整備されてても人治国家なのと変わらない
151:
:2014/06/03(火) 08:24:34.17 ID:
>>150
そりゃ共産党が憲法の上に存在するなんて言うのが、中国の現状だしね
156:
:2014/06/03(火) 08:33:52.02 ID:
とりあえず、味方っぽいのがロシアと韓国だが…
韓国はどうせ役に立たないし、ロシアは弱み見せれば襲ってくるからな。
ロシアは経済的な繋がりは良いだろうが、反日にも付き合ってくれると思ってるんだろうか?
159:
:2014/06/03(火) 08:46:18.69 ID:
いくら権力が欲しかったとはいえ、無条件にプロレタリア独裁を唱えた毛沢東の失政だろ
もう一回やりなおし、というにはあまりにも人類に犠牲が多い
その点、日本の明治維新の革命の効率の良さは日本人は誇ってもよい