(イメージです。)
 
1: 荒波φ ★@\(^o^)/ 2017/06/02 10:37:49.85 ID:CAP_USER.net
先月31日に韓国大統領府で文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問した米国のダービン上院議員(民主党)は1日、メディアとのインタビューで「韓国がTHAAD(米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」)を願わないのであれば、(THAAD配備に必要な)9億2300万ドル(約1030億円)を別のところで使うと文大統領に伝えた」と発言した。

ダービン議員はさらに「(米国に)帰国した後に仲間たちと意見を交換したい」とした上で「THAAD配備については今後どうなるか不透明だ。文大統領は最終決定を下す前に政治的なプロセスを経たいと考えているようだ」とも述べた。ダービン議員は米民主党の院内総務を務めており、歳出委員会や国防小委員会の幹事も務める実力者だ。

ダービン議員は今回、韓国に到着すると同時に「THAAD関連のニュースばかり」との印象を持ったという。そのニュースとは文大統領が「衝撃的」という言葉を使ってTHAAD関連の報告に対する再調査を指示したことを報じたものだ。韓国大統領府によると、文大統領はこの調査についてダービン議員に「完全な国内での対応」としながらも「前政権による決定を覆す考えはない」などと説明したこと以外は何も公表していない。

ところがダービン議員はその翌日、あえて「THAAD撤収も可能」との考えを文大統領に伝えた事実を公表した。しかも米共和党はダービン議員以上にTHAAD撤収に前向きな考えを持っているとも伝えられている。

THAADはまず在韓米軍基地を北朝鮮のミサイルから守るために米国が配備したものであり、その在韓米軍は韓国を守るために存在している。つまりTHAADも最終的には韓国を守るためにあるということだ。在韓米軍だけではない。韓国の国土のほぼ半分がTHAADによる防衛の範囲内に入る効果もある。ところが中国がTHAAD配備に反対しているとの理由で、韓国国内では配備の是非をめぐる議論があまりにも長く続いている。

米国人がこのような状況を目の当たりにしたら「本当に同盟国か」という疑問も当然持つようになるだろう。ダービン議員は「私が韓国に住んでいれば、北朝鮮から発射される数百発のミサイルから国民を守るため、できるだけ多くのTHAADを配備したいと考えるだろう」「なぜそのような話がTHAADをめぐる議論に出てこないのか不思議だ」とまで語ったが、これは米国人が抱く疑問を素直に代弁する言葉だ。ダービン議員はこの言葉をもちろん文大統領にも伝えたという。
 
2017/06/02 10:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/02/2017060200899.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/02/2017060200899_2.html

>>2に続きます。