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■日本時代の高級料亭「紀州庵」 修復終わりお披露目/台湾
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(台北 25日 中央社)
日本統治時代に建てられた高級料亭「紀州庵」の“離れ”の修復工事が終了し、24日に記念式典が行われた。

会場には料亭の創始者の孫に当たる平松喜一朗さん(=写真左3)や和歌山市の市議会議員代表団らも駆けつけた。

「紀州庵」は1917(大正6)年創業。太平洋戦争の勃発後に営業停止を余儀なくされ、戦後は台湾省政府の職員宿舎として使用された。1990年代に2度の火災に見舞われ、本館と別館は消失したが、離れは辛うじて残り、2004年には台北市文化局によって古跡として登録された。

この離れは1650万台湾元(約5600万円)を投じ、10年間にわたって修復工事が行われた。25日からは新たに文化拠点「紀州庵文学森林」として活用され、演劇と文学などを融合させたパフォーマンスやワークショップ、講義などの催しが行われる予定。

台北市文化局の劉維公局長(左5)は、紆余曲折があった修復工程を振り返り「やっと完成しました」、「歴史文化を伝承してもらいたい」と語り、和歌山市議会の古川祐典副議長は、紀州庵を通じた台北と和歌山の交流発展に期待を寄せた。

(湯海波、羅広仁/編集:齊藤啓介)

http://japan.cna.com.tw/news/atra/201405250001.aspx