(イメージです。)
1:2017/04/07(金) 21:16:34.04 ID:
最近になって韓半島(朝鮮半島)情勢を懸念する声が徐々に高まっている。実際に今日開催される米中首脳会談でも北朝鮮問題が重要な議題の一つになるようだ。北朝鮮に対するいわゆる「戦略的忍耐」と呼ばれる政策を放棄したトランプ大統領は「中国が北朝鮮問題を解決しないのであれば、われわれがやる」とまで明言した。

またホワイトハウスのスタッフたちもこれまでの北朝鮮との交渉について「時間の無駄だった」などと指摘しているという。米国におけるこれら一連の発言だけを見れば、北朝鮮に対する先制攻撃が本当に近づいているかのような印象を持ってしまう。これに対して一部ではトランプ大統領の発言について「ビジネスマンの習性」との見方もある。

交渉を自分たちに有利な方向へと導くための一種の脅しというわけだ。本当に先制攻撃をやるなら極秘に準備を進めるはずであり、事前に手の内を見せることを疑問視するこのような見方にも確かに一理はあるだろう。

しかしトランプ大統領が繰り返し語る内容を軽く受け流すのは危険だ。トランプ大統領が最も懸念するシナリオは、北朝鮮が核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を同時に行い、自らの任期の前半を台無しにすることだ。ただでさえロシア関連のスキャンダルや看板政策の挫折で支持率が下がっているだけに、トランプ政権としては安全保障政策の失敗だけは何としても避けたいところだろう。

そのためトランプ大統領であればこれまでの常識では考えられない衝撃的な手段を考えているとみることの方がむしろ妥当だ。具体的にはまず中国による全面的な北朝鮮制裁によって問題解決を模索し、それが駄目なら先制攻撃、あるいは船舶や航空機の封鎖など、軍事的なさまざまなオプションに乗り出す可能性が考えられるだろう。

一方でトランプ大統領が突然180度局面を転換し、電撃的に北朝鮮との交渉に乗り出すこともあり得るだろう。外交政策に詳しい識者の多くはむしろこちらの可能性に注目している。軍事攻撃を行った後の情勢を見極めるのが難しいというのがその理由だ。ただしもし過去と同じく核開発の凍結と支援の再開で合意すれば、これは北朝鮮の核保有を事実上認める最悪の結果になってしまう。

あるいはもしかするとこれ以上に深刻な取引が行われることもあり得るかもしれない。いずれにしても韓半島情勢が一瞬たりとも予断を許さない状況にあるのは間違いない。

韓国の次の大統領は、当選した翌日から安全保障政策におけるこれら一連の重大な決定を下さねばならないが、現在の候補者たちの中には外交・安全保障政策でしっかりした考え方を持つ人物は一人も見当たらない。

もしかするとこのことが韓国にとってはもっと不幸なことかもしれない。
 
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/07/2017040701024.html