1:2017/03/16(木) 16:49:34.26 ID:
 レックス・ティラーソン米国務長官が15日夜来日。安倍晋三首相らと緊迫する北朝鮮情勢について協議する。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が強行する核・ミサイル開発を阻止するため、米国は対北朝鮮戦略を見直し、「斬首作戦」「限定空爆」の準備をほぼ完了した。

 ティラーソン氏は今回、日本と韓国、中国を歴訪して最終調整を行う。ドナルド・トランプ米大統領の強烈な覚悟を前に、正恩氏は暴発して滅亡の道を選ぶのか、クーデターや命乞いの亡命の可能性はあるのか。

 「北朝鮮は域内の安定を害するプレーヤーだ」「北朝鮮の脅威に対処するため、『新たな構想』『新たな方法』を探り、より多くのことをすべきだ。北朝鮮の悪い行動を中断させる必要性は、みんなが共感している」

 米国務省のトナー報道官代行は13日の記者会見で、こう言い切った。

 トランプ政権は、オバマ政権の「戦略的忍耐」方針を転換し、新たな対北朝鮮戦略を構築しつつある。米軍の特殊部隊が正恩氏を急襲・排除する「斬首作戦」や、北朝鮮の核・軍事関連施設をピンポイント爆撃する「限定空爆」など、「あらゆる選択肢」が含まれる。

 こうした戦略を実行するには、同盟国である日本と韓国の理解とともに、北朝鮮と「血の友誼(ゆうぎ)」を結ぶ中国の了解が欠かせない。朝鮮戦争は休戦中であり、北朝鮮中枢を攻撃した場合、中国による介入も考えられるからだ。ティラーソン氏のアジア歴訪は、Xデーに向けた“地ならし”といえそうだ。

 ティラーソン氏は、米石油大手エクソンモービル前会長を務め、「厳格で、粘り強い性格」として知られる。国務長官就任前の1月、米上院公聴会で、北朝鮮を非難した以下の発言が注目されている。

 「イランと北朝鮮のような『敵』が国際規範を拒否していて、世界に重大な脅威となっている」

 注意すべきは、ティラーソン氏が「敵」を示す際に「adversary」という単語を使用したことだ。自分たちと激しく対立し、害を及ぼす能力を持つ「敵対者」に使う単語で、「enemy」よりも、強い敵意を含む表現といえる。

 北朝鮮は今年に入って、米国も射程圏内に収めるICBM(大陸弾道ミサイル)の試射を示唆した。2月には日米首脳会談をけん制するように新型中距離弾道ミサイルを発射。今月6日には弾道ミサイル4発を日本海に向けて同時発射し、3発を日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下させた。国際社会の制止を無視し、挑発している。

 米韓両軍は現在、合同野外機動訓練「フォールイーグル」と、合同軍事演習「キー・リゾルブ」を実施中だ。両軍合わせて約30万人が参加しており、朝鮮半島有事や第2次朝鮮戦争に備えている。

 米原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群は15日、韓国・釜山に入港した。米韓同盟の堅固さを強調し、北朝鮮の核開発や弾道ミサイル発射の動きを強くけん制する。

 これに合わせるように、海上自衛隊と米海軍、韓国海軍は14日、日韓周辺海域で、北朝鮮の弾道ミサイルを探知し追跡する訓練を始めた。海自のイージス艦「きりしま」のほか、米海軍と韓国海軍から艦艇数隻が参加。米国の衛星を介し、海上自衛隊と韓国海軍が情報を共有した。

 史上最大規模の米韓合同軍事演習をどう見るべきか。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170316/plt1703161130003-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170316/plt1703161130003-n2.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170316/plt1703161130003-n3.htm

>>2以降に続く)


ティラーソン氏のアジア歴訪は、北朝鮮の命運を左右しそうだ(AP)
 

15日、釜山に入港する米海軍の原子力空母カール・ビンソン(共同)