イリジウム 

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:2014/05/13(火) 18:02:04.45 ID:
 江蘇省南京市内で7日、非破壊試験用の放射性物質イリジウム192が紛失した事件で、紛失現場で働いていた作業員1人が放射線障害を起こしていたことが分かった。作業現場で機械の不具合で回収容器に格納できなかったイリジウム192の粒を「貴重品」と思い、自宅に持ち帰ったためという。中国新聞社が報じた。

 イリジウム192が紛失したのは、南京中国石化第五公司の施設建設現場。天津宏迪計測公司がイリジウム192を利用した非破壊試験を行い、7日午前4時に作業を終了させたが、装置の不具合で、いったん露出させたイリジウム192が格納容器に収納されていなかった。

 天津宏迪計測公司の人員は、イリジウム192が回収できていないことに気づかず、その場から引きあげたという。天津宏迪計測公司側は翌8日午後7時に装置を点検した際に、内部にイリジウム192がないことに気づいた。警察への通報は同日午後11時、市環境保護局への通報は9日午前1時だった。

 市政府は10日午前、イリジウム192の所在地を「2平方メートルの範囲内に特定した」と発表した。しかし、イリジウム192は大豆と同じ程度の大きさの粒であり、放射線を出している。現場は草むらであり、捜索は困難だった。

 捜査当局は同日午後に「人海戦術」の採用を決定。防護服を来た作業員が「イリジウム192」があるはずの草むらを探し、2、3分という規定の時間に達すると退避して次の作業員と交代。10人目の作業員がイリジウム192の粒を発見し、安全な容器に格納した。

 警察の調べにより、「イリジウム192」は、南京中国石化第五公司の施設建設現場で働いていた建設会社の作業員が持ち去ったと分かった。周囲にいた人が「大切」にあつかっていたイリジウム192の粒を「貴重品」と思い、現場に残されていたのを見て、自宅に持ち帰ったという。

 その後、「危険な放射線源」と知り、草むらに捨てたとみられる。持ち去った作業員は放射線障害を起こしていることが分かり、治療を受けている。今のところ、その他に障害を起こした人は見つかっていないという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140513-00000255-scn-cn