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:2014/05/12(月) 20:21:09.65 ID:
 5月12日(ブルームバーグ)

 韓国のサムスン・グループは、電子機器部門サムスン電子を米アップルを超える販売世界一のスマートフォンメーカーに変身させた。次に狙いを定めているのは医薬品業界だ。

 韓国最大の複合企業であるサムスンは、バイオ医薬品に少なくとも20億ドル(約2000億円)を投入している。その一つが成長著しい分野であるバイオシミラー(特許満了を迎えたバイオ医薬品の安価な後続品)だ。

 年間売上高が約3270億ドルのサムスンは、バイオテクノロジー業界で一大勢力になることを目指す。同業界全体の売り上げは5年以内に2200億ドルを超えると見込まれている。電子機器業界が飽和状態に達する中、サムスンの李健熙会長はグループの成長を支えられる可能性のある新たな分野への投資を進めている。

 サムスン・バイオエピス部門のクリストファー・ハンソン・コ最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「われわれははまだ駆け出しの段階にある」と指摘。「当社はサムスンのグループ会社であり、参入したどの分野でも首位になることが使命だ。そのため、われわれの長期目標は世界有数の医薬品会社になることだ」と述べた。

 この計画の中心にあるのがバイオシミラーだ。コ氏によると、サムスンは2016年に欧州で同社初のバイオシミラーとなるアムジェンの関節リウマチ治療剤「エンブレル」の後続品を発売し、17年には米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J )の自己免疫疾患治療薬「レミケード
」のバイオシミラー版を投入する計画だ。

    ・競合

 サムスンはファイザーやアムジェンなどと競合することになるほか、規制上の障害や未開拓の市場といった問題にも向き合わなければならない。
 欧州と日本はバイオシミラーを認可しているものの、米国はまだ具体的な指針を制定していない上に、バイオシミラーを全く許可していない。

 サムスンはこれまで生産プロセスの習得に多額の資金を投じてきた。同社の薄型テレビはソニーやパナソニック、シャープに打撃を与えた。
 10年には同社初の米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯電話「ギャラクシーS」を投入。その後も様々な価格帯の端末を販売し、ついにはアップルから首位を奪った。

 サムスンは20年までにバイオ医薬品で年間1兆8000億ウォン(約1800億円)余りを稼ぐことを目指している。コ氏は「われわれには他の業界で向上していくため、古いプロセスを新しいプロセスに革新できるという輝かしい伝統があり、今回もその原則を応用する。成功できない理由など考えられない」と語った。

原題:Samsung Invests in Drugs After Outselling Apple’s IPhone:Health(抜粋)

ブルームバーグ 2014/05/12 14:51
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/N58M6L6S972E01.html