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:2014/01/11(土) 12:29:45.19 ID:
安倍晋三首相は今年、自身が「一生の課題だ」と語った平和憲法の改正を本格化させる見通しだ。安倍政権は今秋までに集団的自衛権導入のための法整備を完了させると日本経済新聞が8日、報道した。事実上、平和憲法体制から脱して「戦争ができる日本」を作るということだ。

■歴史上初の中・日同時大国時代

安倍政権のこうした国粋主義的な歩みは、北東アジアの覇権をめぐり、中国との「決戦」を辞さないという意向の表れだと受け止められている。

中国も連日、日本を「闇の悪魔」と呼び、厳しい姿勢を見せている。

ソウル大学国際大学院のイ・グン教授は「中国の成長に伴い、北東アジアでは中国と日本が同時に大国になるという新しい秩序ができた」と見ている。

中・日両国が現在のように同時期に強国になった時代は歴史上、これまでなかったというのだ。

近代以前は中国が圧倒的な力で北東アジアを支配した。そして19世紀末には日本が日清戦争(1894-95年)で勝利し、北東アジアの覇権を握った。しかし、中国は2010年国内総生産(GDP)額で日本を抜き、再び大国にのし上がった。

中国は10年以降、米国に次ぐGDP額2位、日本は3位をひた走っている。12年現在の中国(約8兆3583億ドル=876兆1170億円)のGDP額と日本のGDP額(約5兆9597億ドル=約624兆6960億円)を合わせると約14兆3180億ドル(約1500兆8130億円)に達する。これはヨーロッパの大国であるドイツ・フランス・英国という3カ国のGDPを合計した額の2倍近い。中国と日本はヨーロッパを上回る、世界経済の主軸になっているのだ。

軍事力も強大だ。中国の正式な国防予算は12年現在で1020億ドル(約10兆6900億円)で、米国(6457億ドル=約67兆6560億円)に次ぐ世界第2位。だが米国は、統計では把握できない中国の「黒い国防費」を恐れている。

日本は12年の国防予算が594億ドル(約6兆2240億円)で、英国(608億ドル=約6兆3710億円)、ロシア(599億ドル=約6兆2810億円)に続き世界第5位だった。しかし、今年は第3位に浮上する見通しだ。安倍首相は軍事力の増強に乗り出し、昨年は国防予算を前年比3億8900万ドル(約408億円)増やし、今年は47億ドル(約4930億円)増額する計画だ。

■対立する中・日、そのはざまの韓国

中国と日本は互いに警戒心を隠さない。日本は昨年7月に発表した防衛白書で「中国は武力アピールにより地域内の安保状況を変えようとしている」と指摘した。一方の中国も防衛白書で日本脅威論を強調している。

両国の国民感情も最悪の状況だ。シンクタンク「ピュー・リサーチ・センター」の世論調査によると、中国人が日本に対し「友好的」と答えた割合は08年の17%から昨年は4%と大幅に低下した。日本人も中国に対し友好的だと答えた割合が07年の29%から昨年は5%にダウンした。

韓国は強大国である中国と日本のはざまにあるが、かつてとは状況が異なる。120年前の日清戦争、420年前の壬辰倭乱(じんしんわらん、文禄・慶長の役)時とは違い、韓国は両国が無視できないほどの国力を持つようになった。

イ・グン教授は「韓国の国力が強まった上、米国が域外バランサーとしての役割をしているので、旧韓末時代とは状況が異なる」と話す。

中国と日本は互いをけん制するため、韓国を味方に付けようとしている。日本は12年、韓日情報保護協定や相互軍需支援協定の締結を試みた。今後も日本はこうした軍事協力を韓国に提案してくる可能性が高い。一方、中国は歴史問題や独島(日本名:竹島)問題を通じて韓国を日本から遠ざける戦略を取っている。

専門家らは「中国と日本が平和の道を進むよう、韓国は調整役を果たすべきだ」と話す。隣国を侵略したことのない韓国は、中国・日本の双方に友好的になれるということだ。

ソウル大学国際大学院のチョ・ヨンナム教授は「中国と日本が軍事衝突をしたとしても、どちらか一方の側に立ったり、確執に巻き込まれたりしないようにする姿勢が必要だ。韓米同盟を基本としながらも、その同盟の目的を中国のけん制とするのではなく、北朝鮮に対する抑止力に焦点を合わせて北東アジア外交戦略を立てるべきだ」と話している。

2014/01/11 12:11
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