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1:2017/02/07(火) 23:53:04.04 ID:
韓国政府、ワクチン接種に毎年900億ウォン投入
ワクチン摂取による牛の抗体形成率、政府発表は95.6%でも実際は…
抗体形成率わずか5%の農場も

口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防ぐため、韓国政府は2010年から毎年およそ500億ウォン(約49億円)の予算を投じて牛・豚にワクチンを接種しているにもかかわらず、韓国では口蹄疫が年中行事のように毎年起きている。今年も忠清北道・報恩の農場と全羅北道・井邑の農場で相次いで口蹄疫発生が確認され、ワクチン接種を通じた政府の予防策には効果がないとの指摘が出ている。

韓国農林畜産食品部(省に相当)は7日、前日に口蹄疫の確定判定が出た全羅北道・井邑の農場で飼育されている牛20頭を検査した結果、口蹄疫の抗体が形成されていたのはわずか1頭だったと明らかにした。抗体形成率が5%にすぎないということだ。同じく口蹄疫の確定判定が出た忠清北道・報恩の農場と隣接する農家2か所で乳牛20頭を検査した結果も、抗体が確認されたのは6頭(抗体形成率30%)だけだった。農林畜産食品部は牛の抗体形成率について95.6%と発表しているが、これは机上の数値にすぎず、実際にははるかに低いことが確認されたわけだ。

さらに政府は牛に抗体が形成されたかどうかを確認する検査を、全国の牛310万頭のうち10%の標本に対してしか実施していなかったことが分かった。残りの90%はワクチンを接種したかどうかの確認すらしていなかったことになる。これまで口蹄疫発生の頻度が高かった豚については、全ての農家で毎年検査を実施しているが、牛については管理が極めてずさんだったところに口蹄疫の直撃を受けた。2010年以降、政府は殺処分に対する補償金、防疫費用など、口蹄疫の後処理に対してのみ2兆8100億ウォン(約2700億円)の財政を投入してきたが、実効性のある対策を立てられずにいる。政府は8日から全国の全ての農家で飼育されている牛に対し、一斉にワクチンを接種する予定だが、抗体形成まで1週間を要するため、口蹄疫拡大を防げるかどうかは今後1週間がヤマ場となる見通しだ。

全国の畜産農家はピリピリムードだ。昨年11月に発生した鳥インフルエンザもまだ収束していない上、今月に入って忠清北道・沃川でブルセラ症(家畜の伝染病)に感染した家畜が発見された。そして今回の口蹄疫発生で、同時多発的に3種類の家畜伝染病が流行の兆しを見せている。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/02/07/2017020703311.html
 
=管理人補足=
ブルセラ症(ブルセラしょう、brucellosis、あるいはブルセラ病);
ブルセラ (Brucella) 属の細菌に感染して起こる人獣共通感染症。日本においては家畜伝染病予防法に基づく家畜伝染病、感染症法における四類感染症に指定されている。診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出る。また、Brucella abortus、B. melitensis、B. suis、B. canisは感染症法における3種病原体である。マルタ熱とも呼ばれる。ブルセラ属細菌は国立感染症研究所病原体等安全管理規程においてレベル3に分類されている。動物への依存度が強い国や地域では、依然発生は多い。動物のブルセラ症対策が行き届いた結果、多くの工業国ではヒトのブルセラ症も減少した。これは、ヒトのブルセラ症の発生が保菌動物の存在に依存していることを示している。

ブルセラ属菌は敵国の兵士や住民に罹患させて能力を低下させる生物兵器としても研究・培養された。アメリカは1942年、ソ連は1978年に兵器化を実現した。
 
感染経路(ヒト)
ブルセラ症の感染経路としては、主として三つある。
1 細菌に汚染されたものを飲食する。
・感染動物のミルクが殺菌されていないと、そのミルクやミルクから作ったチーズなどが汚染されており飲食した人。細菌は食品衛生法の指定条件の加熱で完全に不活化する。
2 細菌を吸い込む。
・日本でのヒトでの感染はほとんどが実験室内感染。細菌が噴霧されるなどして生物兵器として使われることが心配されている。
3 皮膚の傷や眼の結膜などから細菌が侵入する。
・死体、および流産組織、分娩の残物(羊水、胎盤)などとの接触による。
・酪農・農業従事者、獣医師、屠畜場従事者では職業的な感染のリスクが高い。
・自然宿主に対する病原性発現の初期段階の細胞への接着と侵入に関与する遺伝子、および菌体成分は明らかになっていない部分が多い。
 
臨床症状
あらゆる臓器に感染を起こし、全身症状。その症状に特異的なものはなく、症状は他の熱性疾患と類似している。40℃程度の発熱は主に午後から夕方で、持続的、間欠的、または不規則な発熱(数週間〜数カ月続くこともある)、発汗、疲労、体重減少、うつ状態などの症状がみられる。リンパ節腫脹、肝脾腫大がみられる。
 
wiki:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%A9%E7%97%87