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1:2017/02/02(木) 20:42:57.99 ID:
マティス米国防長官の訪韓は、トランプ政権が韓国を「対北前哨基地」として重視していることを意味する。ただ、韓国で米軍の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備に対する反対論が強まる中、米韓関係のもろさも見え隠れしている。

「米国は発射台にある北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を攻撃する準備をすべきか」。1月31日、米上院外交委員会の公聴会で共和党のコーカー委員長がこう問いかけた。

対北先制攻撃論が積極的に議論されたのは1990年代以降、久々のことだ。非軍事的手段による金正恩(キム・ジョンウン)政権の交代を模索すべきかといった議題も提起された。

オバマ前政権が「戦略的忍耐」の下、北朝鮮の核・ミサイル開発を見過ごしてきたことに対するマティス氏ら米保守派のいらだちの表れだった。

金正恩朝鮮労働党委員長は1月、ICBMの試射準備が「最終段階」にあると主張。北朝鮮はその後も繰り返し、発射を示唆してきた。

マティス氏は、北朝鮮への軍事攻撃も排除しない姿勢を示しており、今回の訪韓は、トランプ氏がいかに北朝鮮のミサイル問題を深刻に受けとめているかを如実に示している。

朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾で国政が停滞する中、最大懸案の安全保障問題で、早々と米国との同盟強化を打ち出せたことを、韓国政府は「大きな外交成果」だと自賛する。

国防省側は「マッド・ドッグ(狂犬)」というマティス氏のあだ名について「同盟国の長官への礼儀」として記事で使用しないよう、記者団に要請するほど気を遣っている。

だが、米韓の防衛協力を象徴するTHAAD配備に関しては、野党を中心に反発が高まっている。

次期大統領選有力候補で支持率トップの最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は「次の政権で検討すべきだ」と主張。

朴氏の弾劾審理次第で5月にも大統領選が想定される中、次期政権が配備決定を覆す可能性もある。このため、真っ先に国防トップを送ってクギを刺す必要があった。

北朝鮮の対韓窓口機関は1日、韓国に関係改善を呼びかけ、「わが方の善意に顔を背け、米国に追随して対決の道に進むなら、われわれの忍耐も限界を超えるだろう」と牽制した。

産経
http://www.sankei.com/world/news/170202/wor1702020041-n1.html