1:2017/02/01(水) 22:58:06.44 ID:
人や物、情報が国境を越えて行き来するグローバル時代、韓国と日本の間でも質的、量的に多様な交流が拡大している。日常生活の中でインターネットや旅行、留学等を通してお互いに対する距離がますます狭くなっている。

しかし、国家が経済的に自立し、その固有文化を守るための競争はむしろより深刻化しているのではないか?グローバル競争の中で国民はお互いが競争することになり、国民が一つの心で一つになることが次第に難しくなっている。反面、世界に対する我が国の地位、歴史的沈殿物、領土問題などが国民感情、政治的信念や国家的信念を呼び起こすこともある。

このように国民は分裂と団結の間で不安定な状況に置かれている。ここで国家指導者の役割は国民を結集し国家的危機に備えるところにある。この時、近隣国家といかなる関係を結ぶのかが極めて重要だ。

このような観点から日本を見れば、特に過去の戦争に対する責任、アジア諸国の経済的台頭および韓半島南北葛藤などについて対外的、対内的にどのように対応するのかが重要な課題であり、日本がその様な課題を解決するためには韓国が重要な役割を果たすと見られる。換言すれば日本が国内の分裂を克服して世界の中で責任ある地位を確立するためには韓国に対する理解の深化と両国関係の発展が必要だろう。

それにもかかわらず、日本人たちが持っている韓国のイメージは支離滅裂で、はなはだしくは韓国が良くないと見る傾向が現れていて韓国について一歩後退しているようだ。

メディア、本、インターネット等を通して韓国に関する情報はあふれている。ここ数年間は韓国を侮辱する内容が散見されるが、前述の国民の分裂と団結の間で答えを探そうとして人のせいにしているのではないか。ところが日本の人々は本来、この様に考えないのだろうか。「あそこでこんなに侮辱している言葉は本当にそうか?」「テレビやネットでしばしば見る政治家や専門家たちの話は本当だろうか?」そして「韓国の地域住民はどんな考えをしているのか、地域社会の雰囲気はどうだろうか?」など気になるはずだ。しかしその様な情報をテレビやインターネットで探すのは難しいのが現実のようだ。

要するに日本の人々は韓国に対する断片的知識、例えば政治家、俳優などについては相当な情報に接することができる環境にあるが、韓国一般の人々の日常それも個人的生活ではなく地域社会の内でいかなる悩みがあってその解決のためにどのような努力が繰り広げられているのか、例えば本人や子供の教育、就職、結婚、介護等等で直面する日常生活の姿があるが、それに対する情報が不足しているようだ。

それに対する共感が土台になってこそ韓国の教育や就職や育児、介護などのシステムを理解でき、さらに進んで韓国の政治、経済、社会、文化がどのように変わっているのかその総合的理解に到達できるようになる。すなわち、日本には韓国に関する情報量は多いが、共感して納得が行く情報が質的に不足した状況なのである。

従って、これから日本人には韓国地域社会の生活課題や住民たちによる解決努力の理解と共感が必要で、それに裏付けされてはじめて韓国の新しい姿を発見できる様になり、また、両国間でその歴史的、現在的痛みを知る基盤も拡大するはずだ。

根本眞嗣、忠北大社会科学研究所専任研究員


ソース:東洋日報(韓国語) 日本に韓国とは何か
http://www.dynews.co.kr/news/articleView.html?idxno=341355