1:2017/01/29(日) 00:41:24.74 ID:

「極左」で知られる文在寅氏に対する朴槿恵大統領の逆襲が始まりそうだ(ロイター)

文在寅氏(共同)

 職務停止中の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が反撃に出た。インターネット放送に出演し、一連の疑惑を全面否定したのだ。憲法裁判所が弾劾を棄却すれば、朴氏は大統領職に完全復帰できる。次期大統領選の世論調査では、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が独走している。朴氏が「赤化阻止」「文氏潰し」のため、戒厳令を発令する可能性があるとの見方も浮上している。

 「偶発的に起きたことではない」「ずいぶん前から(何者かによって)企画されたという感を拭えない」

 聯合ニュースによると、朴氏は25日、保守系のインターネット放送で、長年の友人である崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入疑惑について、こう語った。

 弾劾訴追案可決後、朴氏がインタビューに応じたのは初めて。弾劾訴追案の是非を審理している憲法裁判所は3月初旬にも判断を出すとみられている。朴氏がインタビューを受けたことについて、聯合ニュースは「支持基盤である保守層を結集させる狙いがあるとみられる」と指摘した。

 確かに、保守勢力には危機感が高まっている。

 今月7日には、朴氏の弾劾に反対するデモ参加者数が、退陣を求めるデモの参加者数を上回った。朴氏のスキャンダルを執拗(しつよう)に報じてきた保守系メディアも最近、批判の矛先を文氏に向けている。

 文氏は、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直しや、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備延期を求めている。その政策は、日米韓の連携を破綻させる恐れがあるのだ。

 例えば、朝鮮日報は社説で、THAADに関する文氏の発言を取り上げ、「韓米同盟において危機が生じる可能性もある」と警鐘を鳴らした。

 韓国情勢に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「朴氏が、北朝鮮や極左勢力の暗躍・陰謀を疑っているのは間違いない」といい、続けた。

 「国政介入疑惑は『文氏が国連の対北朝鮮決議案をめぐって北朝鮮の意見を聞き、韓国が棄権した』という疑惑の最中、それを消すようなタイミングで出てきた。朴氏としては『自分が北朝鮮に強い態度で臨んだため、『共に民主党』がスキャンダルを仕掛けてきた』という認識だろう。朴氏は弾劾を逃れたら、左翼の取り締まりに出るはずだ。文氏は、朴氏の弾劾が棄却されれば『革命を起こす』と公言している。戒厳令発動の絶好の口実になる」

 韓国の分裂・混乱はまだまだ続きそうだ。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170128/frn1701281530003-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170128/frn1701281530003-n2.htm