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(イメージです。)
1:2017/01/02(月) 14:55:32.94 ID:
 2017年がスタートしたが、大韓民国は今なお暗く長いトンネルの中にある。大統領弾劾をめぐる政局もそうだが、それ以上に深刻な問題はこの国を押しつぶしかねない悲観的な雰囲気と無気力だ。最近の世論調査によると「今年は生活が改善する」と答えた国民の割合は11%、「国の経済が良くなると思う」は4%だった。これは同じ調査が行われた66カ国の中で最下位、しかもここ38年間では最低の数字だった。ここ最近の政治の混乱だけが原因ではない。大韓民国が大きな壁にぶち当たり、今のままではその壁を越えられないという現実を誰もが切実に感じているのだ。

 われわれは「囚人のジレンマ」に陥ってしまった。自分の出身地や集団の利益ばかり追い求め、互いが複雑にからみあったまま全員が崖っぷちに追い込まれてしまったのだ。問題解決に何が必要かはみんなわかっている。しかし誰も相手を信頼できないため、相手がいなくならなければ自分が生き残れないという思いにとらわれ、解決に向かって動き出すことができない。世界に前例のない成功を収めたこの国が「失敗した国」の一つになるかも知れないという悲観的な雰囲気が、まるで真っ黒な雲のようにわれわれを包み込もうとしている。

 とりわけ誰よりも答えを知りながら問題を解決できないのが国会であり、その頂点には大統領府がある。大統領弾劾審判の結果によっては早ければ4月か5月には大統領選挙が行われるだろう。わずか数カ月後の話だが、それでも現時点で支持率1位と2位を争う候補者の非好感度も50%を上回っている。国民の大多数が心から信頼でき、国を託せるような人物が見当たらないのだ。それでも誰かが大統領となって権力をふるい、敗れた側は歯ぎしりしながら「無条件反対」を叫び続けるだろう。これではネズミの回し車がもう一回転するだけだ。今の政治体制では誰が大統領になってもこの国を負の循環から救い出すことも、上昇気流に戻すこともできないのだ。

 韓国国内のほぼ全ての識者や海外のシンクタンクも「大韓民国の経済は構造改革なしに未来はない」と指摘する。構造改革はみんないやがるので人気がない。人気のない政策は政治家たちが党の枠を超えて取り組まなければ実現しない。ところが韓国の政治は政党間の極端で過激な対立しか見られない。このような状況で何かをするにはポピュリズムしか手がない。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/02/2017010200518.html