8cef3c96e6fb95f20c85acf5fba75e7a_s1
(イメージです。)
1:2016/12/15(木) 12:52:43.90 ID:
(朝鮮日報日本語版) 【社説】THAADとGSOMIA、韓国野党は今すぐ撤回を明言せよ

朝鮮日報日本語版 12/15(木) 10:15配信

 韓国の最大野党「共に民主党」は13日と14日に論評を発表し、その中で「THAAD(米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」)配備問題は次期政権で取り扱うべきだ」とする見解を明らかにした。これは朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾議案可決により、今の政府が進めてきた政策を全てなかったことにしたいとする野党の考えに基づくものだ。また民主党はすでに日本と締結した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)についても「次の政府が改めて対応に当たるべき」と主張している。昨日、民主党内では「THAAD配備は正常な政府によって改めて進めるべきだ」「この問題は次の政府が議論すべきもの」などといった声も出たようだ。彼らがTHAAD配備に反対する理由は、要するに「これも崔順実(チェ・スンシル)被告が決めたから」というものだ。しかし崔順実被告が文化やスポーツ関連の政策に関与していた事実はすでに明らかになっているが、米国との軍事同盟にまで介入したという根拠はないし、またそれを疑わせるような事実もない。つまり野党側は、崔順実被告の問題で朴大統領が国民から激しい非難を受けていることを利用し「全てを崔順実被告がやった」という形に持って行きたいのだ。あまりにも度が過ぎていると言わざるを得ない。野党の言い分は、朴大統領の弾劾議案が可決されたことで「THAADも弾劾された」として配備撤回を求める中国の主張と何ら変わりがない

 第2野党「国民の党」もこれまで党としてTHAAD配備に反対してきた。民主党はこの主張を党の方針としているわけではないが、代表をはじめとする多くの議員がTHAAD反対を訴えている。いずれにしても両党とも代案は提示せず、とにかく「THAAD配備は次の政権に委ねよ」と声を上げていることに変わりはない。その正確な意図までは分からないが、「われわれが政権を握れば、THAAD配備を撤回する」とも読み取ることもできるだろう。だとすればTHAAD配備撤回の明言をその時まで先送りする必要などない。今すぐ党としてTHAAD配備に関する考えを表明し、大統領選挙で国民の審判を仰ぐべきだ。

 ただし野党といえども、北朝鮮の核攻撃への対処に必要なTHAADにただ反対するわけにはいかないため、まず現政権の任期にいったん配備させ、その上で「次の政権で改めて決める」などと主張し、この問題では傍観者的な立場に立とうとしているとの見方もある。だとすれば野党は安全保障問題についても自分たちの過激な支持者に迎合していると指摘せざるを得ない。

 THAADは北朝鮮の核とミサイルの脅威に対処する最善の防衛策だ。100パーセントとは言えないまでも、今のところ地球上にこれだけの能力を持つ兵器はない。THAADがない状態で北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」クラス以上の弾道ミサイル攻撃を阻止することはできない。ちなみに野党は核問題を「北朝鮮との外交交渉によって解決すべき」と主張している。もちろん外交交渉は必要だ。しかしそれ以前に必要なのは軍事的な備えだ。軍事力の裏付けがない外交交渉など交渉ではなく、単なる屈従にすぎない。もちろんTHAAD配備には中国が強く反対しているため、この点にも当然留意しなければならないが、これはまず北朝鮮の核ミサイルを阻止する方策を立てた上での話だ。

 今の野党が政権を握り、THAAD配備を本当に撤回した場合、韓米同盟に亀裂が入ることはまず避けられない。しかも今後の動きが予測できないトランプ次期政権が「在韓米軍を守るTHAADがないのなら、米軍は韓国に駐留することはできない」と言い出すこともあり得る。それでも野党は「在韓米軍の撤退は絶対にない」と言い切れるだろうか。韓日軍事情報保護協定も北朝鮮の核問題に対処することが互いに必要だからこそ締結された。このような国家間の合意を覆すなどと言い出すこと自体が、国際社会で韓国を「信頼できない国」にしてしまう最大の原因だ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/15/2016121501033.html