韓国 
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:2016/11/06(日) 22:31:05.46 ID:
 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の退陣を求めて5日にソウル・光化門広場で行われた大規模集会の参加者数をめぐり、主催者側と警察の集計が大きく異なっている。集会を主催した民衆総決起闘争本部など全国1500の市民団体はこの日、午後7時30分基準で集会に20万人が集まったと発表した。一方、警察の推定では同時刻の集会参加者は4万5000人で、主催者側の発表の4分の1にも達していない。

 両者が発表した参加者人数に15万5000人もの開きが出た最大の理由は、互いの集計基準が異なるためだ。警察も主催者側も参加人数を実際に数えることはできないため、独自の集計方式を用いている。警察は集会の会場に集まった「瞬間最大人数」を基準としている。集会の会場に参加者が座っていれば、3.3平方メートル当たり3人、立っていれば5人いると仮定し、全体の面積から人数を計算する。警察関係者は「参加者はほとんど座っており、歩道など空いているスペースもあったという点も考慮した」と説明した。

 一方、主催者側は集会に参加した各団体が事前に発表した予想参加人数と、過去の類似規模の集会などを参考にして参加者数を推計している。市民団体の関係者は「最も大きな差は、警察が瞬間最大人数を発表しているのに対し、われわれは集会が開かれている時間に出入りしていた延べ人数を計算している点」と説明した。

 主催者側と警察の計算が毎回異なるもう一つの理由は、数による影響力を考慮しているためだ。主催者側は参加者数を極大化し、「勢い」を誇示する。一方の警察は、参加者数を最小化することで、デモの意味合いも縮小する。このような理由で、通常は実際の集会参加者数は主催者発表より少なく、警察の推計よりやや多いというのが専門家の共通した意見だ。

チュ・ヒョンシク記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/06/2016110601652.html