1:2016/10/31(月) 17:00:22.49 ID:
【務安聯合ニュース】
 
 韓国南西部の全羅南道は31日、道庁で高知県と交流協力を強化する姉妹協定を締結した。
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高知県の尾﨑正直知事(左端)と李知事(全羅南道提供)=(聯合ニュース)

 双方は2003年に観光・文化交流協定、09年に産業交流協定を結んだのに続き、今年1月に高知県で行った知事会談で姉妹協定を締結することで合意していた。

 全羅南道が海外都市と姉妹協定を結んだのは、米国のオレゴン州、ミズーリ州、中国の浙江省、江西省に次いで5番目。

 締結式には高知県の尾﨑正直知事、同県議会の武石利彦議長、長嶺安政駐韓日本大使ら、日本の代表団約40人が出席した。

 同道の李洛淵(イ・ナクヨン)知事は「全羅道民は故尹鶴子(ユン・ハクジャ、日本名:田内千鶴子)さんというすばらしい母を持ち、高知県は尹さんが生まれ育った故郷だ。韓日国交正常化から51年が経ち全羅南道にとって初めての日本との姉妹協定の自治体が高知県になるのは当然のことだ」と話した。

 尹さんは1912年に高知県高知市で生まれ、朝鮮総督府で働いていた父親に連れられ幼くして全羅南道・木浦に渡った。

 日ごろから福祉活動に関心が高く、やがて孤児施設「木浦共生園」で子どもたちの面倒を見るようになった。共生園の園長の韓国人男性と結婚し改名した。

 朝鮮戦争中に行方不明となった夫の思いを継いで3000人以上の孤児を育て上げ、1968年に亡くなった。

 尾﨑知事は「尹さんの誕生日である10月31日に姉妹協定を締結できたことをうれしく思う」と述べた。

 双方の関係者は協定締結後、尹さんを象徴する梅の木を道庁の庭に植えた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/10/31/0200000000AJP20161031003400882.HTML