1:2016/10/17(月) 01:27:06.26 ID:
5e492494.jpg 
 
09099153.jpg  
 
e5a6f8c9.jpg  
▲仁川(インチョン)に建設される平和の少女像

(仁川=聯合ニュース)チェ・ウンジ記者
 
あどけない顔の短い髪の少女は両方のこぶしを堅く握って遠方を凝視した。目つきがしっかりしていた。

16日午前に会った彫刻家キム・チャンギ(52)氏は仁川市(インチョンシ)中区(チュング)、新興洞(シヌンドン)の作業室で石膏で彫刻した'平和の少女像'のそばに同じ姿で立った。

「堂々としていて主体的で進取的な姿、自分の声をしっかり出そうとする感じが表現された少女像を作りたかったのです」

彼は7月の初夏から仁川に建設される平和の少女像を作り始めた。134の市民・社会団体が集まった'仁川平和の少女像推進委員会'が候補3人の中から仁川で20年以上暮らすキム氏を銅像製作者に選定した。

キム氏は「芸術は不条理を正すことができる媒介体を視覚的なイメージで作り出すこと」とし、「私が作った少女像が誤った歴史を正すのにとても小さいくても参加できるならばと考えて製作に臨んだ」と話した。

少女像のデザインを定めるのも容易ではなかった。公園にたつだけに市民が負担なしで身近に受け入れることができる銅像を作りたかったという。全国に建設された少女像のイメージを300を超えて収集し南京大虐殺やホロコーストなど悲劇的な戦争を勉強した。映画'鬼郷'を見て作業する時の感情を維持した。

当時、日本軍に強制的に引きずられて行った慰安婦少女らの年齢は13~18才。キム氏の小学校6年の娘がモデルになった。彼は「モデルになってくれるという娘が'パパ、私はそんな辛い経験をしなかったけど…'といったので心が熱くなった。'自分の子供'と思いながら作った」と言う。

キム氏は「もうこれ以上の謝罪はないという日本政府と慰安婦合意を見ながら、屈せず優雅な姿の少女像を作ってあげようと思った。真正性の謝罪と再びこうしたことが起きないという確固たる認識だけが私たちが望むものと違うのか」と問い直した。

引き続き「お金をいくら与えるから処理しろというような態度を取るなと叫びたい」とし、「何の身振りもなしでこぶしを握って立つばかりの少女像の姿だが、それ自体だけでも多くの話ができる」と話した。

彼は少女像が完成すればすぐそばに自然石一つを置く計画だ。誰でも少女のそばに座って辛い過去を連想して今後の方向について共に悩めるようにするためだ。

仁川平和の少女像は29日、富平区(プピョング)冨平公園で除幕する予定だ。平和の少女像推進委は6月初めから最近まで少女像製作・設置費用1億ウォンを募金した。本来、日帝強制占領期間被害者らの痛みを慰める意味で光復節に除幕する予定だったが、募金額が不足して遅れ10月になった。

ソース:聯合ニュース(韓国語) "あどけないがしっかりと立ち上がった平和の少女像作りましたよ"
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/10/14/0200000000AKR20161014119300065.HTML