1:2016/09/30(金) 16:44:40.74 ID:
韓国のサムスン重工業は30日、欧州の船会社と液化天然ガス(LNG)船2隻の建造契約を結んだと明らかにした。

契約金額は約4200億ウォン(383億円)。発注したのは欧州企業のガスログとみられる。

サムスン重工業としては今年初めての受注となる。このLNG船には、タンク内部の天然ガスの自然気化率を画期的に抑える「マークV」方式が世界で初めて採用される。

これにより、年間約100万ドル(1億108万円)のコスト削減が期待でき、20年間運航した場合のコスト削減額は累計2000万ドルとなる。

同社はイタリア国営企業が進めるモザンビークでの浮体式洋上天然ガス液化設備(FLNG)建設入札でも優先交渉対象に選ばれており、年内に本契約を結ぶ予定だ。

サムスン重工業とフランス、日本の企業がコンソーシアムで受注する事業で、サムスン重工業の契約金額は3兆ウォンに達する。

また、同社はインド企業が進めるLNG船の入札にも単独で参加しており、LNG船4~6隻の受注が見込まれる。

さらに、英国企業が発注する大型海洋生産設備の最終入札にも参加している。

サムスン重工業は今年53億ドルの受注を目標にしている。今回のLNG船契約で目標達成率は7.2%を記録することになる。

【ソウル聯合ニュース】
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/09/30/0200000000AJP20160930000900882.HTML


参考

三菱重工と川重、LNG船受注 中部電などの共同出資2社から 2015/9/9付

三菱重工業と川崎重工業は9日、中部電力などの共同出資会社2社から液化天然ガス(LNG)運搬船2隻をそれぞれ受注したと発表した。

受注額は非公表だが、両社ともに計400億円程度とみられる。いずれも中部電力が参加する米テキサス州のフリーポートLNGプロジェクトによるシェールガスの輸送に使用する。

発注したのは中部電力が商船三井、日本郵船それぞれと折半出資で設立した共同出資会社2社。

三菱重工はリンゴ形状のタンクで容積を増やした新型の「サヤリンゴSTaGE」を2隻、川崎重工はタンク容積17万7000立方メートルのLNG運搬船2隻を受注した。すべて2018年中に引き渡す。
 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HKW_Z00C15A9TJC000/

サヤリンゴSTaGE
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さやえんどう
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