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:2016/09/28(水) 20:59:00.41 ID:
仁川(インチョン)のチョンハク小学校の児童らは8~9日忠清南道(チュンチョンナムド)の公州(コンジュ)・扶餘(プヨ)へ修学旅行に行ってきた。現役の消防署員が同行した特別な修学旅行だった。専門の救助・救急隊員の2人は1泊2日の間ずっと児童らと共に動いた。彼らは出発前にあらかじめ学校を訪問して引率教師と児童らを対象に交通安全と火災・地震発生時の行動要領について教育した。消防署員は児童らが修学旅行で行く場所の現地消防署などを問い合わせて児童らが泊まる宿泊施設の安全点検事項もあらかじめチェックした。実際の修学旅行中にも児童らが乗る観光バスや宿舎の室内を几帳面に点検した。また具合が悪くなったりケガをしたりした子供たちを細やかに世話した。

修学旅行に現役の消防署員が同行して安全の責任を負う「安心修学旅行」が修学旅行シーズンを迎えた学校現場で人気だ。地震などの災害や安全事故への不安感のために申請した学校はもちろん制度を導入する地方自治体が増え続ける傾向だ。

今年の2学期から安心修学旅行制度を導入した仁川地域の場合、27日までに小学校計248校のうち22校(9%)が申し込んだ。これらのうち3校が消防署員を同行して修学旅行に行ってきた。消防署員は慶州地震のため修学旅行をあきらめた7校を除く残り12校の修学旅行にも同行する予定だ。消防署員は人命救助士の資格2級、救助隊勤務の経歴2年以上だ。

修学旅行に同行した仁川南部消防署のチョン・ソクファン消防長(35)は「修学旅行の出発前に子供や教師たちに安全教育をしながら親しんでもらったためか子供たちが良く従ってくれて大きな問題はなかった」と話した。仁川教育庁と仁川消防本部は小学校だけに運営中の安心修学旅行制度を来年から35校の小中高校に拡大する計画だ。

安心修学旅行を最初に導入したのはソウルだ。2014年に発生したセウォル号惨事がきっかけになった。その年だけで30校の小中高校が、昨年は95校が申し込んだ。今年は上半期に36校、下半期には88校が申し込んだ。

ソウル消防災難本部の救助隊策担当イ・ソクヨプ消防長(46)は「昨年10月に中部内陸高速道路のサンジュトンネル内でシンナーを積んだトラックが爆発する事故が起きたが、当時同行していたソウル消防本部所属の消防署員2人がバスに搭乗していた小学生を無事脱出させた活躍の様子が知らされながら申請学校の数が毎年増加している」と話した。

慶尚北道(キョンサンブクド)教育庁は今年2学期から修学旅行に消防署員を同行させている。全475校の小学校のうち教育福祉優先支援学校33校と特殊学校8校を対象に試験運営中だ。大田市(テジョンシ)も今年から修学旅行に消防署員を投入している。

http://japanese.joins.com/article/184/221184.html