中国 
(イメージです。)


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:2016/09/25(日) 07:41:09.45 ID:
「G2と米国と並び称される大国にまで成長を遂げた中国。その中国が昔宗主国として朝鮮半島を見ていたように、韓国を見下す態度に恐中症を感じながらも苦々しく思っている韓国人は多い。逆に中国のホンネがわかってラッキーだったかもしれない」(韓国全国紙記者)

高高度防衛ミサイルTHAAD(以下、サード)の配備を巡り韓中が大揺れしている。

韓中の蜜月にひびが入ったのは7月8日、韓国が在韓米軍へのサード配備を公式発表してからだ。それまでにも警告を発していた中国はすぐさま猛反発。中国メディアは、韓国への経済報復も辞さないなどと報道し、韓国は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。
 
「中国は友」が錯覚だったと気づく
 
「こうした経験は過去、何度もありました。代表的なのがニンニク紛争で、あれは韓国の稚拙な外交が明るみに出た結果ともいえるが、相当なトラウマとなった。その後、中国の顔色を伺うことを恐中症などと言って自嘲してきましたが、朴槿恵政権になって、日本から偏重だなんだといわれても、ああ、中国は友なんだ、韓国側なんだ、そう考える人が増えて恐中症はしばらくなりを潜めていた。それが今回の一件で錯覚だったことに気づいたんです」(同前)

恐中症とは、韓国になかなか勝てなかった中国のサッカーチームが韓国戦となると震え上がると中国で使われた「恐韓症」をもじったものだ。

恐中症の象徴が先に挙げた「ニンニク紛争」。これは2000年6月、韓国が国産のニンニク生産業者保護のために中国産の冷凍品と酢酸で調整したニンニクの関税率を高めるセーフティガード措置をとったことから起きた。中国の反応は素早いものだった。そのわずか1週間後には韓国製の携帯機器とポリエチレンの輸入を暫定的に中断させてしまう。慌てたのは韓国で、結局、その1カ月後には関税率を再び引き下げるというドタバタ劇を演じるはめになった。

ほかにも、韓国のオンラインゲームを輸入し、その技術を学んでいたはずの中国企業「テンセント」が今や世界最大のゲーム企業となり、韓国大手企業の大株主になるなど、韓国にしてみれば歯がみするようなケースは現在も進行形だ。

韓国が危機感を募らせる中、サード配備を巡る攻防で最初に現れた中国の”制裁”は韓流の締め出しだ。韓流スターのファンミーティングやコンサートを中止したり、新たな契約を禁止したりするなどの事態が続いた。
 
株価右肩下がりの芸能プロダクション
 
韓流の市場規模は2014年、世界で12兆5598億ウォン(約1兆1413億円、『2014年韓流の経済的効果に関する研究』大韓貿易投資振興公社ほか)といわれ、なかでも中国市場は最大規模だ。韓国の大手芸能プロダクションの株価も、サード配備発表以降、右肩下がりが続いている。

つづく
http://toyokeizai.net/articles/-/137223
http://toyokeizai.net/articles/-/137223?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/137223?page=3