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:2016/09/18(日) 23:00:28.10 ID:
2007年に選ばれたプリンティング事業…
2009年以後、実績不振に苦しみ
イ・ジェヨン式「選択と集中」…
職員に背信感「売却説否定したくせに…」

 サムスン電子が一時は次世代事業として大きな期待を集めたプリンティング事業の売却を決定し、2千人余りの国内役職員が衝撃を受けた。

 サムスン電子は12日、理事会を開きプリンティングソリューション事業部を11月1日付で米ヒューレットパッカード社に売却すると発表した。売却価格は10億5千万ドルと明らかにした。サムスン電子のプリンティング事業は、昨年の売上が2兆ウォン(約2100億円)、役職員は韓国国内の2千人を含め合計6千人に達する。プリンティング事業は、2007年にサムスンが太陽電池、燃料電池、バイオ・ヘルス、ロボットと共に6大次世代事業に選定し、未来の成長に責任を負う有望事業に選ばれた。2004~2007年には毎年1千~2千億ウォン(120~240億円)の純利益を上げ常勝疾走した。だが、次世代事業選定の2年後の2009年に初めて赤字を記録し、長期実績不振に苦しみ、昨年も1千億ウォン台の赤字を記録した。

 今回の決定は2014年以後、防衛産業、石油化学事業を韓火(ハンファ)とロッテに相次いで売却したように、イ・ジェヨン副会長の「選択と集中」経営戦略に従ったものと見られる。サムスンは「先制的事業調整を通じて核心事業を中心に力量を集中する事業再編の一環」と説明した。だが、職員の相当数は経営陣の経営失敗のためと指摘している。入社10年を超えた40代の中間幹部は「経営者が短期的成果のために無理にカラーレーザー、A3レーザーを開発し赤字が膨らんだ」として「韓国最高のサムスン電子に入社して会社指示とおりにプリンティング事業部に入り、稼げない事業部、超過利益成果給(PS)を受けられない事業部、『サムスン後者』という烙印を捺されながら青春を捧げたのに、このような結果を迎えるとは…」として言葉を濁した。職員はまた、会社が売却はしないといった約束を裏切ったとして背信感を吐露している。ある職員は「昨年末に大規模赤字が予想され売却説が明るみに出ると、開発チーム長(副社長級)に突然米国法人に異動発令が出て職員が動揺した」として「この時、事業部長のキム・ギホ副社長が『売却説は事実無根』と公式否定した」と明らかにした。しかし、8月初めにヒューレットパッカード社の最高経営陣による未来戦略室訪問説が出回り、結局売却が現実になった。職員はヒューレットパッカード社に売却された後にリストラがあると憂慮している。ある中間幹部は「売却説を否定しておきながら、裏切られた思い」として「船が沈もうとしているのに『船室が安全だからその場にいなさい』という案内放送をして、本人だけは脱出したセウォル号の船長と変わりない」とし、虚しさを吐露した。

 サムスン電子はこれに対して「売却決定は最近のヒューレットパッカードによる提案で急進展された。意図的に隠していたわけではない」と釈明した。サムスン電子が職員に売却を知らせたのは12日の理事会直前に開いた説明会の席だった。サムスングループ未来戦略室の高位役員は、防衛産業、石油化学に続き、プリンティング事業の売却まで職員と事前協議をしなかったことに対して「セキュリティーが必要な企業の吸収・合併の特性のため」と明らかにした。

 だが、一部職員は「無労組経営」のためだと指摘する。ある職員は「サムスンは労組がなくても、労組のある会社より多くの福祉恩恵を与えるので、労組は必要ないと言っているが、無労組経営は会社の思いのままにリストラをするためのもの」とし「もし現代自動車ならば労組との協議なしに売却が可能か」と話した。

クァク・ジョンス先任記者

http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25178.html 
 
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【サムスン】シャープ全株式を売却!競合の鴻海傘下入りで資本提携解消 ⇒2ch「一気に現金化の話ばっかりになったな」(2016/09/15)
【サムスン電子】プリンター事業、HPに1兆ウォンで売却!(2016/09/15) 
 
=管理人補足=
ご参考までに。
日本語版では、内容が大幅にカットされていたので、こちらをご紹介します。
google・excite翻訳です。読みにくい部分もありますが、ご了承下さい。
 
【聯合ニュース】삼성전자, ASML 지분 등 1조원대 해외투자자산 매각(종합2보)(2016/09/18 13:28)
 
サムスン電子、ASMLの株式などの1兆ウォン台の海外投資資産の売却(総合2報)
送稿時間| 2016/09/18 13:28
 
シーゲイト・ラムバス・シャープの株式も売却... "コア事業に集中"
  
(ソウル=連合ニュース)オク・チョル記者
 
サムスン電子[005930]は、コア事業に集中するためにASML、シーゲイト、ラムバス、シャープ株式を相次いで売却したと18日明らかにした。
 
イ・ジェヨン サムスン電子副会長が責任経営次元で登記理事を引き受けることにした中で海外投資資産処分発表が出てきたことなので注目される。
 
業界ではイ副会長の実用主義、選択と集中戦略により核心事業中心に事業ポートフォリオを再編する過程で過去資産を処分することになったと解釈した。
 
サムスン電子は"過去に投資した資産を効率化して核心事業に力量を集中するためのもの"としながら「通常の経営活動の一環で、持分を売却した会社との協力関係には影響がない」と売却背景を明らかにした。
 
サムスンが今回売却した海外企業持分は1兆ウォン台に達すると分かった。 この中でASML持分が6千億ウォン台に達すると伝えられた。
 
サムスン電子は、保有していたオランダの半導体製造装置メーカーであるASMLの株式3%の半分である1.5%(630万株)を売却した。
 
サムスン電子は、2012年に次世代露光機の開発協力のためのASMLの株式の一部を取得した。両社の露光機の開発は成功したコラボレーションモデルとして評価される。

露光とは、半導体ウェハディスク上に光を照射し、回路パターンを刻むフォト工程で半導体製造の核心工程である。

サムスン電子は、今回、一部の投資額の回収次元で株式の半分を売却するものであり、重要な設備のパートナーとしてASMLとの協力関係は変わりないと説明した。

サムスン電子は、また、米国のストレージ(HDD)の専門企業であるシーゲート(Seagate Technology)の株式1千250万株(持分4.2%)もすべて売却した。

サムスン電子は、去る2011年のストレージ(HDD)事業をシーゲイトに売却する過程で、シーゲートの株式の一部を取得したことがある。
以前、株式を一部売却しており、今回残りの株式を売却したものである。

サムスン電子は、保有している米国の半導体設計会社ラムバス(Rambus)の株式4.5%(480万株)にも全量売却した。

サムスン電子は、2010年に特許ポートフォリオの次元でラムバス株式9%を取得したことがあるが、2011年プットオプションでラムバスの4.5%を売却した後、今回残りの株式を売却したものである。

サムスン電子はまた、過去2013年のLCDパネル供給先の多角化の次元で投資した日本のシャープの株式0.7%(3千580万株)を全量売却した。
シャープは台湾鴻海グループの子会社フォックスコンが買収した企業である。

シャープとのパネル供給関係は安定的に維持されており、今回の株式売却の影響はないとサムスン電子は説明した。

先立ってサムスン電子は12日、印刷ソリューション事業部を10億5000万ドル(1兆2千億ウォン)に米国ヒューレット・パッカード(HP)に売却すると公示している。

oakchul@yna.co.kr
 
以下、日本語版です。
【聯合ニュース】サムスン電子 シャープなどの株式を売却=中核事業に集中(2016/09/18 15:59)