韓国 経済 
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:2016/09/18(日) 20:00:48.91 ID:
鉄鋼業の構造調整めぐりBCGがリポート
「造船受注は20年までに半減」

 韓国の鉄鋼産業の構造調整案について研究を進めるボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が「韓国の鉄鋼企業の厚板工場7か所のうち3か所を閉鎖すべき」との内容を骨子とする最終リポートを発表した。厚板とは厚さ6ミリ以上の鉄板を指し、主に船舶の建造や海洋プラント建設などに使われ、熱延鋼板・冷延鋼板と並んで鉄鋼の3大主要製品に挙げられる。今回のリポートは韓国鉄鋼協会が5月に依頼したもので、韓国政府が今月末に発表する鉄鋼産業の構造調整支援対策の基本方向を決める拠り所となる。

 17日に本紙が入手したBCGのリポートによると、鉄鋼業の構造調整案の核となるのは、大手鉄鋼企業の主要製品の一つである厚板の生産設備工場3か所を閉鎖するというもの。リポートは「2020年には韓国の造船各社の受注量が15年に比べ54%減少する」との見通しを示した上で「現在の厚板生産能力(1200万トン)のうち400万-500万トンの削減は避けられない」と主張した。さらに「年内に工場1か所(100万-150万トン)を閉鎖し、残り6か所のうち2か所をさらに閉鎖する必要がある」と強調。造船業の不況と中国産鉄鋼の輸入問題が深刻だと見ており、工場のほぼ半数を閉鎖するよう提言しているわけだ。
韓国では現在、ポスコが4か所、現代製鉄が2か所、東国製鋼が1か所、それぞれ厚板工場を有している。

柳井(リュ・ジョン)記者

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