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(イメージです。)


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:2016/09/15(木) 09:54:00.08 ID:
韓進(ハンジン)海運が一息つくことになった。趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長と崔恩瑛(チェ・ウンヨン)ユスホールディングス会長(前韓進海運会長)が13日にそれぞれ400億ウォン(約36億4442万円)と100億ウォンの私財を提供したためだ。韓進海運はすぐに緊急な荷役費などにこの資金を使う計画だ。だがこの資金だけでは物流大乱を解決するには大きく不足する。韓進海運が出さなければならない各種延滞料6100億ウォンだけでなく、裁判所が物流大乱解消に必要だと推定した最小費用1700億ウォンにもはるかに及ばない。どのような形態であれ追加の「資金輸血」が行われなければ物流大乱は長期化する可能性が高い。

◇依然解決しない物流大乱

10日に米国裁判所の「差し押さえ禁止(ステイオーダー)」措置により解決しそうだった韓進海運の問題は再び悪化している。韓進海運によると13日午後6時現在で差し押さえや出入港拒否などにより運航が中断された同社の船舶は94隻に達する。前日より1隻増えた。コンテナ船は保有船舶97隻のうち78隻が足止めされている。韓進海運関係者は「運航中断が増え続けている。秋夕(チュソク)連休にも非常勤務体制を維持することにした」と話した。

物流大乱を解決するには各国の裁判所の差し押さえ禁止措置と韓進海運の延滞料納付が並行されなければならない。だが両方とも遅々として進まない。韓進海運が現在まで差し押さえ禁止決定を受け取った国は主要寄港地がある43カ国のうち米国、日本、英国だけだ。シンガポールからは臨時承認だけ得た状態だ。韓国政府が米国、シンガポールとともに「セーフティーゾーン(拠点港湾)」と定めたドイツにはまだ申請書さえ出せていない。

資金確保は遅れている。韓進海運の未払い延滞料は合計6100億ウォンに達する。船舶賃借料(用船料)2400億ウォン、燃料費2200億ウォン、装備賃借料1000億ウォン、燃料費500億ウォンなどだ。このうち裁判所が物流費用解消に必要だと推定した最小金額は1700億ウォンだ。海上に停泊する船舶を拠点港湾に移動させ荷役作業をするのにかかる費用だ。実際にはこれより増えるかもしれない。

これに対し韓進海運が現在まで追加で確保した資金は趙会長が出した400億ウォンと崔会長が出した100億ウォンを合わせ500億ウォンだけだ。韓進海運関係者は「コンテナ船の運航中断を解決するのが重要だが、どうせ78隻を一度に解決することはできない。資金は少ししかないので優先順位を決めて急ぎのところから荷役作業を始め、滞納している代金もどれだけ支援するのかをめぐり交渉しなければならない状況」と話す。

◇不透明になった大韓航空の600億ウォン支援

追加資金投入は必要だが韓進海運大株主である大韓航空が出すことにした600億ウォンは実際に執行されるのか不確実だ。韓進グループは趙会長の私財提供とともに大韓航空を通じ600億ウォンを支援することにした。だが大韓航空は10日の理事会で「条件付き支援」を議決した。韓進海運が株式の54%を保有する米ロングビーチターミナル(TTI)を担保にする条件で600億ウォンを貸し付けることにしたものだ。

http://japanese.joins.com/article/696/220696.html
http://japanese.joins.com/article/697/220697.html

>>2以降に続く)
 
=管理人補足=
google・excite翻訳です。読みにくい部分もありますが、ご了承下さい。
 
"もう一回だけ機会を"...スペインでも荷役再開/ YTN (Yes! Top News)
2016/09/14に公開
 
[アンカー]
韓進海運事態で海で足止めをくった船員の憂いが深まっています。船員は一度だけさらに機会を求めて訴えました。アメリカに続きスペインでも荷役作業が再開になります。
以下リン記者が報道します。

[記者]
"韓進海運は走りたい。" "家族が見たい。"

韓進海運が法廷管理に入った後シンガポール項に抑留されている韓進ローマ号船員が撮影してYTNに伝えた写真です。港に足止めをくってすでに半月。何より一度だけ機会をさらに甘いとし政府と金融当局に切実に訴えます。

[문권도/韓進ローマ号船長:
私どもに一度だけさらに機会を与えればより一層忠実に仕事をしてこのような事態が発生しないようにします。 粉骨砕身する覚悟に再び走る準備ができているのでもう一度機会を与えれば感謝します。]

現在の拠点港湾近隣で荷物をおろすために入港待機中である集中管理船舶は全36隻。アメリカに続きスペイン バレンシア項でもまもなく荷役が再開になります。

また、既に拠点港湾と指定された釜山とアメリカ、ロングビーチなど9ヶ所の他に、スペイン バレンシア、タイ、バンコクなど5ヶ所を追加で指定して弾力的な荷役を進めることにしました。
船舶仮差押さえを防ぐ差し押さえ禁止命令、ステーオーダーもオランダとイタリアなど10個余り国に追加で申し込む方針です。
 
このように海運物流大乱事態は少しずつではあるが糸口はひらいているけれど相変らず行く道は遠く見えます。

チョ・ヤンホ韓進グループ会長とチェ・ウンギョン前韓進海運会長が出した500億ウォンを確保したりしたが、流通業社未支給金、ターミナル荷役費などを解決するのに直ちに必要な金額、1,700億ウォンには非常に不足します。
これに伴い、緊急資金輸血など迅速な追加支援が至急だという声がより一層高まっています。

YTN以下リンです。