1:2016/09/13(火) 02:41:45.90 ID:
原発密集地の慶州で史上最大規模5.8の地震

月城原発27キロ・古里原発50キロの距離
済州からソウルまで揺れを感知
驚いた市民ら、マンションから飛び出す
ガラス窓割れ、携帯電話一時不通
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12日、慶尚北道慶州で発生した地震で浦項迎日台海水浴場の海上楼閣の迎日台の入口の地面が3メートルほど裂けている。前日までなかった亀裂が生じていることが分かった/聯合ニュース

 12日、慶尚北道慶州(キョンジュ)の近くで気象庁観測以来最大規模の5.8の地震が発生した。ソウルをはじめ大田(テジョン)、江原道(カンウォンド)山間地域、済州(チェジュ)など全国で震動が感知された。慶州の近くは世界最大の原子力発電所密集地域の周辺であるため、住民らの不安はさらに大きい。韓国水力原子力は同日夜12時頃、マニュアルに従い慶州近くの月城(ウォルソン)原発1~4号機を手動停止したと明らかにした。しかし、新月城1~2号機は月城1~4号機と敷地の特性が違うため、手動停止せず正常稼動中だ。

 気象庁は12日「午後7時44分に規模5.1の地震が慶尚北道慶州市の南南西9キロの地点で発生したことに続き、8時32分に最初の震源から北西に1キロ離れた場所で再び規模5.8の地震が発生した」と発表した。規模5.8の地震は、1978年から気象庁で公式に地震観測を開始して以来、最も大きな地震だ。1978年の俗離山(ソクリサン)地震(5.2)と洪城(ホンソン)地震(5.0)が韓国の陸上でそれぞれ2番目、3番目に大きい地震であり、五臺山(オデサン)地震(2007年・規模4.8)、寧越(ヨンウォル)地震(1996年・規模4.5)などが後に続く。

 今回の地震の震源地とされている慶州市内南(ネナム)面鳧池(ブジ)里は月城原発から27キロ、古里(コリ)原発から50キロの距離だ。最初の震源と2度目の震源の距離は直線でわずか1.4キロ、震源の深さは15キロと把握された。最も強力な地震を前後に夜12時現在、91回も余震が発生した。
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12日午後、慶州で発生した地震で蔚山市中区のある住宅の瓦が崩れ、駐車中の車の上や道端に瓦の破片が落ちている=蔚山/聯合ニュース

 この日、慶州では住民らがマンションの外に大勢飛び出し、携帯電話が不通となるなど混乱が続いた。この日の地震で東西発電所属の蔚山(ウルサン)LNG複合火力4号機の稼動が自動停止し、5時間後に再稼動した。慶州市皇城(ファンソン)洞のあるマンションでは水タンクが破損し、城東(ソンドン)洞のマンション団地などで商店街の建物の瓦が落ち、屋根や窓ガラスが破損されるなどの被害届けが相次いで寄せられた。釜山(プサン)地下鉄は1回目の震災の時に5分、2回目の震災の時に2分間、運営が中断された。全国的に通信量が増え、カカオトークのメッセンジャーも一時不通になった。

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25170.html

>>2以降に続く)