1:2016/09/12(月) 01:28:29.35 ID:
米ロングビーチ港湾で韓進海運船舶4隻の貨物を降ろし
貨物荷役終えた船舶は20隻、41隻は集中管理
荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い
裁判所は1700億必要と判断したが、韓進グループは400億のみ確保
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米裁判所が10日、差押禁止命令(ステイオーダー)を承認したことを受け、韓進海運の船舶がロングビーチ港湾で10日ぶりに貨物を降ろしている=写真・海洋水産部//ハンギョレ新聞社

 米国裁判所が債権者の資産の差し押さえを禁止する命令(ステイオーダー)を承認し、韓進(ハンジン)海運の船舶4隻が港に入り荷物を降ろすことができるようになった。しかし、他の船舶の数十隻の貨物荷役に必要な資金の調達に困難を抱えており「韓進海運発物流大乱」の事態を解決するまでの道のりは遠い。

 11日、政府や韓進海運の言葉を総合すると、この日から米国ロングビーチ港湾近くに待機中である韓進ギリシャ号、韓進ボストン号・韓進チョンイル号、韓進グディニア号などの船舶4隻が順次ターミナルに入港し、10日ぶりに貨物を降ろしている。米裁判所が前日、韓進海運の船舶に対するステイオーダー申請を承認したことによるものだ。現在まで、韓進海運のステイオーダー申請を承認した国は、米国、日本、英国など3カ国。海洋水産部関係者は「ドイツ、スペイン、オランダなど韓進海運の他の主要取引国にも来週初めから差押禁止申請に入るだろう」とし、「事態の解決までは時間がかかるが、問題解決の糸口が少しずつつかめていくものと期待する"と話した。

 韓進海運が保有したコンテナ船計97隻のうち、荷役を完了した船舶は計20隻だ。国内港湾に10隻、中国、ベトナム、中東など国外の港湾に10隻が荷降ろしを終えた。残りの船舶77隻は釜山、光陽(クァンヤン)(36隻)、シンガポール(21隻)、米国・ロングビーチ(5隻)、シアトル(3隻)、ニューヨーク(3隻)、ドイツ・ハンブルク(3隻)、スペイン・アルヘシラス(5隻)、メキシコ・マンザニーロ(1隻)など拠点の港湾近くに待機中だ。このうち国内港湾に誘導する36隻を除けば、船荷の荷役の正常化に向けて集中して管理しなければならないコンテナ船舶は計41隻と政府は把握している。

 韓進海運の船舶が差し押さえの憂慮なく港湾に入ったとしても、荷役費が問題だ。裁判所は貨物を降ろす費用など約1700億ウォン(約158億ウォン)が追加でかかるだろうと推算している。裁判所は債権団に新規資金支援を要請したが、政府と債権団は担保なしの追加資金は支援できないという強硬な態度を保っている。

 ここに韓進グループの大株主として責任を履行するとし、チョ・ヤンホ会長が400億ウォン(約37億円)を拠出し、韓進海運の最大株主の大韓航空が担保を前提に600億ウォン(約56億円)を融通すると明らかにした。400億ウォンは遅くとも今月13日までに拠出するとのことだが、残りの600億ウォンは調達が不透明な状態だ。大韓航空取締役会は背任所持などを理由に韓進海運から先に担保を得られればお金を支援できるとブレーキをかけた。韓進海運が保有した米ロングビーチターミナル資産(保有持分54%)を担保に取るという意味だ。そのためには先にターミナル資産を担保に融資した6つの外国金融機関とターミナルの他の大株主であるMSC(保有持分46%)の同意を得なければならない。このように利害関係が複雑なプロセスを経なければならないため、物流大乱解消の「ゴールデンタイム」を逃す恐れも多分にある。

 海洋水産部の関係者は「貨物荷役のための資金調達は韓進グループの役目だ。政府は裁判所、関係部処と協力体系を構築し、韓進海運、韓進グループ、債権団などと積極的に協力する」とし、「ただし運送の遅れで経営の困難に直面している中小企業のには緊急経営安定資金などで支援する」と話した。

キム・ソヨン、キム・ギュウォン記者

http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25157.html 
 
=管理人補足=

google・excite翻訳です。読みにくい部分もありますが、ご了承下さい。
これは、9/11 23:00~00:00頃公開の動画です。
 
韓進(ハンジン)海運、'化物位置・到着港湾情報'サービス開始/ YTN (Yes! Top News)
2016/09/11に公開
 
韓進海運法廷管理で物流被害が大きくなっている中、国内荷主を対象に1対1オーダーメード型サービスが実施されます。
韓進海運は明日(12日)からヘルプ デスクを拡大して1対1の電話相談を通じて、貨物・船舶の位置、最終到着港湾情報などを案内する予定です。ヘルプ デスクは平日夕方8時、土曜日午後3時、日曜日深夜12時まで事務室に配置された人材を中心に運営して以後には着信で切り替えて24時間サービスを提供します。

韓進海運ホームページでも船舶の運航状況、コンテナ位置などが知ることができ、到着港湾情報はホームページ改善作業後の今週中盤から提供されます。

今日(11日)現在の海に足止めをくったまま正常運航できなくなっている船舶は全91隻で、コンテナ船77隻、バルク船14隻です。