クネ 軍事 韓国 

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:2014/04/15(火)11:37:13 ID:
中国になびく韓国を、米国はつなぎとめることができるのか。4月25日の米韓首脳会談を前に、韓国の識者、Aさんと読む。

歯止めかからぬ対中傾斜

鈴置:
Aさんは2013年7月に「韓国の対中傾斜には歯止めがかかるだろう」と予想されました(「『中国傾斜』が怖くなり始めた韓国人」参照)。

その証拠として、韓国メディアが対中傾斜に「ちょっと待て」と警鐘を鳴らし始めたことをあげました。9カ月後の今、どうご覧になりますか。

A:
歯止めはかかりませんでした。対中傾斜はむしろ激しくなっています。鈴置さんがお書きのように、米国の副大統領から「どっちの味方か」と大統領が問い詰められるに至りました(「北朝鮮に『四面楚歌』と嘲笑された韓国」参照)。メディアの「対中傾斜批判」も盛り上がりません。

鈴置:
「離米従中」への批判が盛り上がらないのはなぜでしょう?

生存かけた放送局が弱みに

A:
まず、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の「怖さ」が知れ渡ったからです。敵と見なしたら全力で叩く。一切、容赦しません。外交問題に限らず、メディアが大統領を批判するにはよほどの覚悟が必要です。

ことに大手紙は総合編成チャンネルを2011年12月から運営しています。政権に生殺与奪の権を握られたのです。

鈴置:
CATVに番組を供給する放送会社のことですね。これまでの地上波局と比べ、番組編成や広告枠に関して規制が緩い。半面、韓国はCATVの世帯普及率が90%前後と高いからハンディキャップは少ない――。新聞社にとっては「おいしい」商売と聞いています。

A:
韓国も新聞産業は先細りです。総合編成チャンネルには新聞社の生き残りがかかっています。この免許を更新してもらえるか、各社とも神経を使わざるを得ません。当然、政権批判の矛先は鈍ります。

鈴置:
確かに「骨のあることで有名なあの記者がなぜ、こんなに政権に甘いコラムを書くのだろうか」と驚くことが増えました。

朴槿恵政権のスタートは2013年2月。初めはご祝儀相場で政権に好意的な記事を載せているのかと思いました。しかし、1年たっても甘いまま、というか、どんどん甘くなっている印象です。

朴槿恵政権の「離米従中」に関して
も、それを懸念するどころか「米中間での均衡外交だ。どこが悪い」と、米国に対し居直る――つまり、朴槿恵外交を擁護する記事が2013年秋頃から目立つようになりました。