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:2014/04/14(月)16:26:03 ID:
文化芸術界の新しい流れ、変化の現場を訪ねゆく連載「トレンド&」を始める。初回は「ミュージカル韓流」。韓流スターが出演するミュージカル公演の会場では、遠征観覧に来た日本人・中国人の女性客らを簡単に見つけられる。海外舞台に進出して現地観客を集め、ライセンスを輸出して現地語で感動を伝える作品も次から次へと登場している。韓流スターが牽引し、作品性が後押しするミュージカル韓流の今を探ってみる。

ミュージカル『太陽王』初公演が開かれた10日、ソウル漢南洞(ハンナムドン)のブルースクエアサムスン電子ホール。幕が降りるとすぐに客席の雰囲気は完全に2つに分かれた。静かに席に座ってカーテンコールを見守る観客らと、熱狂的な歓呼とスタンディングオベーションを送る観客…。

◆中国人主婦2人、『太陽王』100人分食事提供

実際、この日の公演で主人公ルイ14世役を演じたアン・ジェウクは期待ほど自分の役割を果たすことができなかった。裏声と地声を行き来するような歌を歌って何度も音程が不安定になり演技も幾分ぎこちなかった。座っている一部の観客の表情には、失望の色が明らかだった。

だが席を立って歓呼する観客の注目はすべてアン・ジェウクに向けられていた。そのほとんどが中国や日本から遠征観覧に来た30~40代の女性観客だった。昨年、くも膜下出血で頭を切開する大手術を受けたアン・ジェウクがリハビリに成功し、再び舞台に立ったという事実そのものに感激しているからだろうか。劇の展開とは関係なく涙を流しながら観ている観客も多数、目についた。

『太陽王』制作会社のEMKミュージカルカンパニーによれば、アン・ジェウクが出演する日には客席の2割ほどを中国・日本人観客が埋める。10日の公演に先立ち中国から来た30代の主婦ファン2人が俳優・スタッフの夕食のために100人分のバイキング料理を
提供し、ある日本人女性ファンはのど飴100個を包装して持ってきた。1997年ドラマ『星に願いを』の時期から続く“ファンの気持ち”だ。

『太陽王』は国内観客の酷評にもかかわらず、台湾など海外劇場らと招待公演の協議に入った。オム・ホンヒョンEMKミュージカルカンパニー代表は「アン・ジェウクと共にルイ14世にダブルキャスティングされているシン・ソンロクが、最近ドラマ『星から来たあなた』に出演して中華圏での認知度が高まり、『太陽王』の人気に一役買っている」と話した。ドラマとK-POPで始まった韓流の風が、ミュージカルにまで続いている。その橋渡し役は、韓流スターだ。