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(イメージです。)


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:2016/08/15(月) 19:04:41.99 ID:
【ソウル聯合ニュース】

昨年、サムスン電子はスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS6」を日本に輸出する際に「SAMSUNG」のロゴを取り除かなければならなかった。米アップルが掌握している日本市場に入り込むための苦肉の策だった。

世界シェアトップを誇るサムスンのスマホも日本ではシェアが低い。昨年、日本のスマホ市場でのサムスンのシェアは6%にすぎなかった。LG電子のシェアは統計が取れないほどだ。

アップルのiPhone(アイフォーン)や自国のメーカーのスマホを好むという消費パターンのせいもあるが、
機器の耐久性や機能に対する目が厳しい日本の消費者をきちんと攻略できていないせいでもある。

◇ 家電製品はさらに苦戦

テレビをはじめ家電製品はさらに状況が厳しい。世界テレビ市場でサムスンが1位、LGが2位だが、両社とも日本のシェアは事実上「ゼロ」に近い。

2000年代中盤、サムスンはヒット製品の液晶テレビ「ボルドー」で本格的に日本市場攻略に乗り出したが、意味のあるシェアを獲得することはできなかった。ソニー、パナソニック、シャープなど日本メーカーの牙城はびくともしなかった。

家電業界の関係者は「日本で販売法人やマーケティング組織を運営してもコストがかかるだけという敗北主義が依然としてある」とため息をついた。

最近は変化の兆しもみられる。今年発売したサムスンの最新スマホ「ギャラクシーS7エッジ」は日本市場で販売台数が大幅に増えた。大画面スマホ「ギャラクシーノート7」に対する期待も少なからずあるという。

日本のオートビジュアル専門誌「HiVi」の評価でLGのウルトラHDテレビが1位になったこともある。外国製テレビとしては初だった。

◇ 現代自動車は進出10年で撤退

現代自動車は2000年に日本に販売法人、ヒュンダイモータージャパンを設立し、翌年から乗用車の販売を始めたが、販売が振るわず10年で撤退しなければならなかった。2009年までの累計販売台数はわずか1万5000台あまりにすぎなかった。日本市場の参入障壁が高かった上、欧州車に比べブランドの知名度も低かった。

その後、現代は販売台数が大きく増えている米市場と中国市場に集中した。

◇ 酒類、化粧品も輸出減少

焼酎、マッコリの日本輸出は一時、韓流ブームに乗り好調だったが2012年以降は韓日関係の冷え込みで下降の一途をたどっている。焼酎の輸出量は2011年をピークに減り始め、昨年は2011年のほぼ半分に落ち込んだ。

マッコリも一時は日本の若い女性を中心に爆発的な人気を集めたが、昨年の輸出額は2011年の7分の1に減少した。

化粧品も輸出全体に占める日本向けの割合が減り続けている。

アモーレパシフィックは2006年に自社の最高級ブランドで日本市場に挑戦したが、百貨店の売り場を順次整理し2014年末に撤退した。

化粧品の輸出額に占める日本向けの割合は2011年の14.6%から昨年は4.6%に落ち込んだ。化粧品業界関係者は「日本は米国、中国に続き世界3位の市場規模なので挑戦し続けなければならない市場でもある」と述べた。
 
2016/08/15 18:34
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2016/08/15/0500000000AJP20160815002400882.HTML
 
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