日本 韓国 中国 Flag 

1
:2014/04/13(日)10:31:41 ID:
 中国の習近平国家主席は先月29日、ドイツの2つの「侵略」について語った。習国家主席はベルリンのケルバー財団での講演で「日本の軍国主義が起こした中国侵略戦争により、中国軍と中国人3500万人が死傷する惨劇が繰り広げられた。中国はこうした惨劇の歴史を骨身に染みるほど鮮明に覚えている」と述べた。また、「日本は南京で30万人を『屠殺(虐殺)した』」という表現を使い、日本の侵略を非難した。

 その一方で中国の侵略にも言及した。習国家主席は「中国は長い間、強大国の地位にあったが、他国を侵略した記録は残っていない」と話した。習国家主席だけではない。中国で会った多くの学者や知識人は「中国は他国を侵略したことがない」と言い、実際にそう信じている。だが、中国の侵略の歴史は韓国人全員が知っている。唐の太宗の高句麗侵略から、清が朝鮮を制圧した丙子胡乱まで、韓半島(朝鮮半島)は何度も中国からの侵略を経験している。6・25戦争(朝鮮戦争)を見ても、中国軍が中朝国境の鴨緑江を渡りさえしなかったら、南北は分断されていなかっただろう。最近テロが頻発している新疆ウイグル自治区や約130人が焼身自殺を図ったチベットは、中国が平和的な手段で手に入れた土地ではない。それでも中国は「我々は侵略されたことはあっても、侵略したことはない」と言うのだ。

 中国の名門・清華大学の学生は「中学・高校で中国が他国を攻撃したという歴史を学んだ記憶がない」と言った。明の時代の鄭和は2万人の海軍を率いて東南アジア一帯を事実上、侵略したが、中国の歴史の本には「大航海」と書かれている。チベット併合は「人民解放軍が農奴状態だったチベット人民を解放した」と教え、清が新疆を占領したことについては「今は中国領だということが重要だ」と説明している。もともと「中原」と呼ばれていた漢族の領域は黄河一帯にとどまっていた。現在の中国の広大な領土は、長年にわたる領土拡大戦争の結果だ。北京大学歴史学部のある教授は「かつて中国が侵略した地域は現在、ほとんどが中国領になっている。外部で言われている中国の侵略も、中国の立場から見れば内戦に過ぎない」と言った。

 中国は最近、軍事・外交面の力をアピールしている。中国の今年の国防費は前年より12.2%増えた。昨年増強配備した軍艦や潜水艦は28隻。習国家主席は「列強の大砲の下で奴隷になった歴史を繰り返さないため」と説明した。中国は昨年末、「中国企業の石油利権を守るため」と称してアフリカの南スーダン内戦仲介に乗りだした。「内政不干渉」という中国の長年にわたる外交原則を破ったのだ。北京のある国際会議でデンマーク代表が中国の人権・環境問題を取り上げたが、中国代表の口からは「デンマークの人口(550万人)は北京の朝陽区の人口ぐらいになるのか」という言葉が漏れた。

 中国の最高指導部は海外を訪れるたび「中国は平和を愛する」「中国の台頭は平和的」と繰り返す。しかし、最近の中国のあふれる自信を見ると、「中国平和論」は「一度も侵略したことがない」という言葉同様、信じがたい。

北京=アン・ヨンヒョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/13/2014041300294.html