韓国 
(イメージです。)


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:2016/07/21(木) 20:50:57.22 ID:
米国による地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD=サード)の配備を韓国が正式に認めた。予想よりも早い動きだった。

◆政権内でせめぎ合う

--7月8日、在韓米軍へのTHAAD配備が正式に決まりました。

鈴置:韓国国防部と在韓米軍が共同で記者会見し「2017年末までに配備する」と発表しました。極めて唐突感のある発表でした。

米韓両国は3月、THAAD配備に関する協議を始め、6月28日の段階で韓民求(ハン・ミング)国防相は「年末までに決定する」と国会で述べていました。7月5日になっても「時期、場所ともに未定」と答弁していたのです。

というのにその3日後に「配備決定」が発表されたのです。7月13日には配備する場所も、慶尚北道・星州(ソンジュ)の山上の韓国軍対空ミサイル基地内と発表されました。

前回説明した通り、配備拒否派が世論を盛り上げて朴槿恵(パク・クンヘ)大統領を動かそうとした。慌てた賛成派が巻き返し、大統領の裁可を取り付け急きょ発表に持ち込んだ--のです。

前者は中国との関係を、後者は米国との同盟を重視する人々です。韓国を舞台に米中の代理戦争が勃発したのです。

表「THAAD配備決定直前の動き」を見れば、7月1日から8日まで、朴槿恵政権内の拒否派と配備派がせめぎ合ったことがよく分かります。

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日経ビジネス2016年7月21日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/071900059/?P=1
 
つづく
 
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前回の記事はこちら↓からどうぞ
【鈴置高史】「南シナ海」が加速させる「韓国の離脱」THAADを拒否しよう 対米関係悪化は覚悟の上だ(2016/07/08)
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