1:2016/07/20(水) 00:12:49.12 ID:
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▲多数の外信が19日北朝鮮の弾道ミサイル発射ニュースを伝えながら東海を‘日本海’と表記した。/出処=グーグル

北朝鮮が19日明け方、スカッドとノドンミサイルと推定される弾道ミサイル三発を発射した。北朝鮮の今回の弾道ミサイル発射は韓米軍当局が13日、高高度防衛ミサイル体系(THAAD)を慶北星州に配置すると発表して6日後になされたことで、THAAD配置に対する反発と解説される。

北朝鮮がミサイルを発射した事実が知られて、多数の外信もこのニュースをいっせいに報道した。ところがその内容を見ると、韓国国民として不快な事実を発見した。北朝鮮はこの日、弾道ミサイルを東海(トンヘ)上に発射したが、多くの外信がこれを‘日本海’と表記したのだ。英国BBCは記事の副題で「北朝鮮が三発の弾道ミサイルを日本海に発射した」と表現し、また他の英国メディア、インディペンデントは記事の題名で「北朝鮮が日本海にミサイルを発射した」と報道した。ドイツのディー・ヴェルトは「三発の弾道ミサイルが北朝鮮から日本海方向に発射された」と伝えた。

ヨーロッパの外信だけでなく東北アジア情勢に密接に関与している中国のCCTVも「ミサイルが黄海北道から発射されて日本海に向かって500~600キロメートルを飛んだ」と表現した。反面、米国メディアは多少中立的な表現を使った。米国CNNは「北朝鮮が東側海岸(eastern coast)に三発の弾道ミサイルを発射した」と表現し、ニューヨークタイムズも「三発の発射体が平壌(ピョンヤン)南側の星州から発射されて北朝鮮の東側海岸に飛んだ」と伝えた。またABCニュースは「北朝鮮が三発のミサイルを東側の海に撃った」と報道した。

このように米国メディアはヨーロッパや中国の外信のように‘日本海’という表現を直接的にせず、中立的な表現を使ったが、国際的に‘東海’(the East Sea)という表記が‘日本海’と併記されることを望む私たちの立場では多少物足りなさが残る。このように東海を‘日本海’、独島(ドクト)を‘竹島’と表記するなどの問題は一日二日のことではない。また、メディアに限定される問題でもない。
(中略:過去のGoogle等の事例紹介)

我が国は1992年以後、絶えず‘東海’と‘日本海’の併記を主張しているが、2007年、北朝鮮の‘朝鮮東海’表記要求問題も出てIHOは当事国の南北韓国と日本の協議が完了した場合、協議案を反映するとして東海表記問題を来る2017年会議で決めるよう延期した。もし2017年の国際水路会議で再び‘東海’併記が議決されず、第4版発行時にも‘日本海’単独表記されれば‘東海’表記問題は長期的な課題として残ることになる。

東海が‘東海’と表示されるためには世界の人々が東海を‘東海’と認識しなければならないだろう。しかし、外信の北朝鮮ミサイル報道など、何の論争もないかのように‘日本海’と引き続き表記するならば‘東海’併記はますます難しくなるだろう。外交通商部、海洋水産部など関連部署が外信をモニターして即刻是正要求をするなど、積極的な対応策を用意しなければならないだろう。

/キム・ヨンジュン、インターン記者

ソース:ソウル経済(韓国語) 北ミサイル発射に外信、"'日本海'に撃った"…東海表記はいつなるか?
http://www.sedaily.com/NewsView/1KYXDS2IFM