1:2014/04/12(土)12:58:16 ID:
「軍艦島が世界文化遺産に? 韓国の同意なしではダメ」

フランス元文化財庁長ミシェル・メロ氏。/写真=ユン・ドンジン客員記者

 「韓国人労働者を強制連行した日本の帝国主義による産業施設を日本が世界文化遺産に登録しようというなら、過ちを繰り返さないという反省と犠牲者に対する追悼を前提とすべきだ」

 1996年から7年間にわたりフランス文化財庁長を務めたミシェル・メロ(Michel Melot)氏(71)は11日、インタビューで「ナチスがユダヤ人を虐殺したアウシュビッツなどは1970年代後半に世界文化遺産に登録された。これは羞恥(しゅうち)心に伴う反省から出たものだ」と語った。日本は第二次世界大戦時に韓国人4700人を強制連行した長崎造船所、韓国人800人を連行し強制労働や事故で122人を死亡させた端島炭鉱(通称:軍艦島)などについて「近代日本の産業革命遺産」という名目で世界文化遺産登録を推進している。同氏は「日本のそうした施設が韓国政府の同意なしに世界文化遺産登録するのは難しい」という見解を示した。

 また、同氏は「略奪された文化財はやはり本国に返すのが正しい」とも述べ、外奎章閣(朝鮮王朝時代に歴代国王に関する文書を保管していた奎章閣の付属図書館)所蔵図書をフランスから韓国に返還すべきだ、と1990年代から主張していたという。 1866年の丙寅洋擾(へいいんようじょう=フランス艦隊による朝鮮攻撃)の際、フランス軍が略奪した外奎章閣所蔵図書は、145年後の2011年に韓国に返還された。同氏は「文化財返還は入手経緯が適正だったかどうかを確かめなければならないが、外奎章閣所蔵図書は確かにフランス艦隊が略奪したものだった」と語った。

 さらに、同氏は韓国の崇礼門(通称:南大門)再建をめぐる最近の騒動もよく知っており「文化財の再建は現在の技術や材料で元の形を復元できるだろう」と述べた。

 欧州版画史における第一人者の同氏は、フランス国立図書館首席司書、国立ポンピドゥー・センター情報図書館長、図書館協会会長などを務めた。高麗大学応用文化研究所(所長:キム・ソンド教授)の招待で来韓し、12日に韓国記号学会創立20周年を記念して同大学で開催される国際学術会議で「文化とデジタル」をテーマに基調講演を行う。

李漢洙(イ・ハンス)記者