1:2016/07/13(水) 12:48:13.76 ID:
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南シナ海の南沙諸島で警備する中国人民解放軍の海軍兵士=1月(新華社=共同)

【北京=西見由章】
 
 中国側の「完全敗訴」となったハーグの仲裁裁判所の裁定について、一部の中国メディアは13日、「予想された中で最悪の内容になった」と報じた。中国当局は世論の怒りの矛先が政権に向かうのを懸念し、“裁定の黒幕”として日米への批判を強めている。

 中国外務省の陸慷報道官は13日未明、米国務省のカービー報道官が仲裁裁の裁定について「法的拘束力を有する」と見解を述べたことに対し、「強烈な不満と断固とした反対」を表明する談話を発表した。陸氏は米国が現在も国連海洋法条約を批准していないと指摘し、「南シナ海の問題で他人にあれこれ言う資格があるのか?」と激しく非難した。

 陸氏は12日深夜にも「当事国は仲裁判断に従う必要がある」とした岸田文雄外相の談話に対し、「南シナ海問題についてあおり立てるやり方を反省し、介入と宣伝をやめるべきだ」と反発した。

 多くの中国メディアは裁定について「不当で無効」だとする中国当局の主張をそのまま掲載すると同時に、「90カ国以上の政党が中国の立場を支持している」(国営新華社通信)と孤立イメージの回避に躍起だ。中国側の主張を明確に否定した裁定の具体的な内容については、わずかしか言及していない。

 そうした中で中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は13日、仲裁裁の裁定について
「予想された中で最悪の内容だ。九段線が否定されたいうことは、中国が南シナ海で主権を主張する根底が否定されたということだ」との南シナ海問題の専門家の談話を掲載した。

http://www.sankei.com/world/news/160713/wor1607130029-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/160713/wor1607130029-n2.html