経済 

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:2014/04/10(木)15:26:46 ID:
ウォンが1ドル当たり1050ウォン水準を超え上昇した。2008年の金融危機以降初めてだ。

9日のソウル外国為替市場でドルに対しウォンは前日より10.8ウォンの急騰となる1041.40ウォンで取り引きを終えた。ウォンが終値基準で1ドル=1040ウォン台を記録したのは米投資銀行のリーマンブラザーズが破綻する直前の2008年8月20日の1049.3ウォンが最後だった。その後5年8カ月間1050ウォンは超えることのできないマジノ線と見なされてきた。1050ウォンに近づくたびに欧州財政危機(2011年7月)、円安(2013年1月)、新興国危機(今年1月)のような変数がウォンを下げた。外国為替当局も急速なウォン高にブレーキをかけてきた。この日“三転四起”の末に1050ウォン台を突破すると、すぐに貯まっていたドル売りがあふれ、一時1040ウォン割れの恐れもあった。

ウォン高の根本的原因はあふれるドルだ。経常収支黒字は24カ月連続で続いている。先月末以降には株式市場にも外国人資金が急速に流れ込んでいる。年初以降米国の量的緩和縮小、新興国危機、ウクライナ問題勃発で金融市場の不安が高まり、先進国の安全資産に隠れたグローバル投資資金が戻ってきているのだ。1~3月に有価証券市場で3兆5000億ウォン相当を売り越した外国人は今月に入り買い攻勢に転じ1兆7000億ウォンを買い越した。債券市場でも3月に1兆2000億ウォン分を買い越し、今月も買いの動きを続けている。

新興国通貨も一緒に強まっている。グローバル資金が新興国に再流入し、ブラジル・レアル、インド・ルピー、インドネシア・ルピアが今月に入り2~3%上昇した。LG経済研究院のシン・ミンヨン首席研究委員は、「経常収支黒字幅や外貨準備高を考慮すればウォンは持続的にウォン高圧力を受けるほかはない。ただ新興国市場不安のような外部環境によりしばらく停滞していたもの」と話した。

外国為替当局の雰囲気も以前とは全く異なる。玄オ錫(ヒョン・オソク)副首相兼企画財政部長官はこの日、「為替相場の水準よりは変動性に関心を持って見守っている」と明らかにした。輸出企業に及ぼす影響に対しても「以前のように大きくはない」と話した。玄副首相は「企業の価格競争力に影響を与えかねないが、品質とマーケティング競争力が改善されており、自由貿易協定(FTA)もうまくいっている。国際通貨基金(IMF)でも為替相場が輸出に及ぼす影響は過去より減っているという報告書を出したりもしている」と付け加えた。

こうした当局の“余裕”をめぐり、市場ではさまざまな解釈が出ている。まず今年初めと違いウォン高と円安が同時に起きず輸出企業の負担が減るという分析だ。現在の円ドル相場は1ドル~102~103円台にとどまっている。

急騰が続かない限り堂々と介入する名分が弱いという点も指摘される。昨年の経常収支黒字は800億ドルに迫った。国内総生産(GDP)比6.1%水準だ。また、今月中旬には米財務省が1年に2度議会に提出する為替相場報告書が出される予定だ。昨年10月の報告書は韓国に対し「莫大な経常収支黒字にもウォン切り上げを阻止しようとする市場介入が懸念される」と言及した。

こうした事情を考慮すれば、ウォン切り下げ圧力は当面続くという見方が多い。サムスン先物のチョン・スンジ研究員は「ひとまず1050ウォンを超えただけに1020~1030ウォンまで進む可能性がある」と話した。だが、急激なウォン高が続き3桁台まで進むのは難しいというのが多くの専門家の話だ。外換銀行経済研究所のソ・ジョンフン研究委員は、「米連邦準備
制度理事会(FRB)の資金緊縮が続き、金利引き上げが可視化し、ドル高に転じるだろう」と予想した。世界の投資銀行が予想する年末のウォン相場は1ドル=1070ウォンだ。

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