韓国 
(イメージです。)


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:2016/07/01(金) 01:09:29.52 ID:
韓仏首脳会談で加入の意を明かす 
国際高級情報への接近機会も

韓国が国際債権国の集いのパリクラブの21番目の加入国になる。

 企画財政部は30日、チェ・サンモク第1次官が7月1日にパリで開かれる「パリクラブ60周年記念式および韓国加入署名式」に参加すると明らかにした。パリクラブは国際的な公的債務の再調整に関する議論テーブルの一つだ。例えば、融資先の新興国が金融危機などで債務を償還できなくなった場合、パリクラブが債務の減免や償還満期の延長議論に参加するということだ。

 パリクラブの議長国はフランスで、経済協力開発機構(OECD)の主要加盟国など計20カ国で構成されている。韓国は既存の先進国以外からの初の加入国になる。韓国のパリクラブ加入は、すでに昨年7月から水面下で推進されてきたが、7月3日の韓仏首脳会談で朴槿恵(パククネ)大統領が加入の意思を明らかにすることが公式化された。

 企画財政部は「1997年には外債の償還ができず国家不渡り事態に陥った韓国が、20年で債権国家の集いに加わることになった。パリクラブの加入国になることで国際社会における韓国の地位もまた強化されると期待する」と明らかにした。

 パリクラブへの加入は、国家の地位強化以外にもさまざまな面で利点がある。債権国間だけで共有される各種の情報に接近できるためだ。例えば経済が困難に陥った特定国家の政治、経済、社会全般にわたる高級情報や、主要債権国家の考えを聴くことができる。今回の行事には議長国フランスのミシェル・サパン財務・公会計相と国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド総裁、世界銀行(WB)のジョアキン・レビ専務理事など国際機構の代表、主要加入国の経済官僚や中央銀行幹部が参加する。
 
キム・ギョンナク記者
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/24526.html
 
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【韓国】アジア通貨危機から19年、主要債権国会議「パリクラブ」加入へ ⇒2ch「破綻寸前の国がねえ」(2016/06/03) 
 
=管理人補足=
パリクラブ;
主要債権国政府が債務問題を議論するために、パリで開催される国際会議です。主に、国際収支状況の悪化等により、対外債務の返済が困難となった債務国に対する債務の「リスケジュール」や債務削減といった債務救済措置を協議します。
 
(省略)現在の常任メンバー国は、OECD加盟国を中心にした19ヶ国です。
 
「パリクラブ」での債務救済措置は、債権国にとっての公的債権(政府・公的機関の借款、保証又は保険を付保した商業債権)であって、債務国にとっても公的債務(債務国政府・公的機関の債務又は保証した商業債権)であるものを対象にします。
 
「パリクラブ」では、単に債務国への援助や経済協力を目的とするのではなく、債務国の経済事情を踏まえて、返済負担を軽減し、返済しやすい『リスケジュール条件』になるよう債務国と交渉します。債務国にとっては、資金繰りが困難な中でも、対外債務を「リスケジュール」している間に経済の立て直しを図ることが可能です。また、債権国にとっては、返済期間が長期にはなりますが、債権国間での公平性を確保しながら確実に債権を回収することが可能です。このように、「パリクラブ」では債権国・債務国双方の利害が合致するような債務救済措置を追求しています。
 
(省略)
 
独立行政法人日本貿易保険より
http://nexi.go.jp/glossary/detail/002862.html