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▲日本の小学校模擬試験「独島不法占領国家を選びなさい」

(東京=聯合ニュース)チョ・ジュンヒョン特派員
 
日本の小学生を対象にした模擬試験に「韓国が独島(ドクト、日本名:竹島)を不法占拠している」という日本政府の一方的主張を入れた問題が出題された。

20日、共同通信によれば、中学校入学試験に備えるため日本の小学生を対象に今年実施された模擬試験で「竹島を不法占領している国を選びなさい」という4択問題が登場した。

問題用紙には「地図にCで示した国は、日本の領土である竹島を不法に占領している。この国を次から一つ選びなさい」という質問と共に4種類の答のうち「大韓民国」が指摘された。

この問題を出した出版社は東日本に拠点を置いている。この出版社の担当者は小学校高学年社会科教科書を発行する4社全てで独島と尖閣(中国名:釣魚島)列島について記述することにより、韓国が独島を不法占拠しているという内容は受験生に当然の知識と紹介した。

今回の懸案は結局、安倍政権の教育方針に直結する。日本文部科学省は2014年1月、教科書製作指針の中・高校学習指導要領解説書に独島は「日本固有領土」であり「韓国に不法占拠されて日本政府が抗議している」という内容を明記した。

その影響で2014年の検定を通過して昨年から使われた日本小学校5~6学年すべての社会教科書には「日本固有の領土の竹島を韓国が不法に占領(占拠)した」という内容が含まれた。

今回の試験問題と関連して共同通信は「歴史的経緯をきちんと習えないまま用語の暗記を優先視することにならないかという憂慮が知識人と父兄から出ている」と指摘した。前後の事情を知らずに「韓国が不法占拠している」という内容だけ暗記した学生たちが嫌韓感情に偏りやすいという憂慮も出てくるものと予想される。

大阪府に暮らすある男性父兄(47)は共同とのインタビューで「竹島不法占領」と書かれた問題を見て驚いたと明らかにした後「子供は習ったことをそのまま受け入れる点が恐ろしい。配慮が欠けているのではないか」と指摘した。彼は「授業で領土問題を知るのは歴史的背景を習う材料になり、模擬試験は正解を使って点数を得ることが目的になる」と批判した。

社会科教育専攻の村井淳志、金沢大教授は「対立がある解釈と用語は慎重に取り扱う必要がある」として「試験準備のための暗記より多角的な立場で教えることに重点を置かなければならない」と言ったと共同は伝えた。

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ソース:オーマイニュース(韓国語) 日本小学校模擬試験'韓国が独島(ドクト)不法占領'
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002219626