1:2016/06/20(月) 00:14:46.28 ID:
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[アジア経済=チョン・イルウン記者]
 
三国時代から行われてきた伝統遊びの一つ「チュクパンウル」(ケンダマ)が最近第2の全盛期を迎えている。木をチャング(ツヅミ)形に作り、これを空中に放り上げて受け取る形のこの技芸的遊びは過去、崔致遠(チェ・チオン)の「郷楽雑詠」に記録され、三国時代から朝鮮時代に至るまで子供たちの間で粘り強い人気を得ていたと伝えられる。

特にこの遊びを初めてする時は玉をチャング状の受け台に乗せるのが容易ではないが、上手くなれば、遊ぶ人に自信を与えてすべてに肯定的、積極的な思考を持つことができる点で効用性が認められる。遊びに面白味が見つけたらいつのまにか手つきがはやく精巧になり、均衡感覚もまた良くなるのも長所だ。

反面、遊びに技術的要素が反映されて多くの訓練が必要な点と、けん玉の他にも遊びが次第に多様化して我が国ではこの遊びが徐々に人気を失ったのは事実だ。

しかし、これまで我が国から日本やヨーロッパなどの地にこの遊びが伝わって以来、今まで変化と発展の過程を経て最近は再度、我が国に流入して一部の地域の小学校を通じて人気を集めつつある。

大韓民国ケンダマ協会のキム・ドンウ会長は「我が国の伝統文化であるけん玉が日本ケンダマ協会との協力関係を通じて国内で‘第2の全盛期’を迎えつつある」として「過去、チュクパンウルと呼ばれた我が国固有の遊びが‘ケンダマ’という名前を新たに得て、再度、我が国に伝わった形」と説明した。

それと共に「協会は新しい名前を得たこの遊びが韓国の伝統文化と融合した新しい教育玩具として開発され大衆に知らせ、さらに進んで韓国固有の伝統遊びとして新たに世界各国に伝わるよう注力する方針」と抱負を明らかにした。

一方、大韓民国ケンダマ協会は我が国の伝統遊びであった過去のチュクパンウル文化を広める目的で今年3月中旬、非営利国家法人としてスタートし、大田(テジョン)と忠南の中学校の学生たちがケンダマを体験する時間を用意した。

また、このような公教育内でのケンダマ教育を徐々に広めて最終的には学校別大会、市大会、道大会、全国大会に続き、世界ワールドカップ大会に広めるという趣旨で遊び研究と試演行事などを着実に開催していく計画だ。

ケンダマ教育に関する詳しい内容と協会加入などは協会ホームページを参照したり電話で案内を受けることができる。

大田=チョン・イルウン記者

ソース:アジア経済(韓国語) 韓国固有遊びけん玉、新しい名前‘ケンダマ’で第2全盛期夢見て
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2016061915170560876