1:2016/05/09(月) 09:00:27.73 ID:
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日本の過去史清算問題が解決されない中、日本の中学校で使われる歴史教科書で、「新羅が日本に朝貢を捧げた」などの歪曲する内容がまた発見された。

9日、北東アジア歴史財団によれば、高麗大学・東アジア文化交流研究所のソ・ボギョン研究教授は、『日本中学校歴史教科書古代韓日関係記述に対する分析』の論文で、2015年に検定を通過した日本の中学校歴史教科書8種類の古代韓日関係に関わる内容を分析した。

その結果、一部の教科書で、『新羅が日本に“任那(那・日本が伽揶地域を言う言葉)”の産物を送った』など誤った記述が追加された事が分かった。

日本の自由社の教科書は2011年版で、「562年、ついに任那は新羅に滅ぼされ、大和朝廷は朝鮮で影響力を失った」と記述した。、

しかし2015年版には、「任那が滅亡すると新羅はこの問題に日本が介入することを避ける為、日本に任那の産物を送り友好的な姿勢を取った」という内容を追加した。

これは韓国と日本の学界で既に廃棄された学説とみられる『任那日本府(“日本が古代朝鮮半島の伽揶地域に任那日本府という機関を置いて朝鮮半島の南部を支配した“という説)』を再び引き出したもの。

ソ研究教授は、「“新羅が日本に任那の産物を送った”というのは、“新羅が任那の産物を日本に貢納した”という意味」と言いながら、「これは伽揶に対する倭王権の支配論理をそのまま表したもの」と説明した。

さらに、「自由社の記述は“任那日本府説”を表面に出す事により、既存の韓日関係史の研究を深刻に逆行した」と批判した。

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他にも両国の古代史を歪曲したり、誤った表現を使う箇所が数多く発見された。

8種類の教科書は全て『韓半島』を『朝鮮半島』と表現して、伽揶は『伽揶』と『任那』を混同して記述した。

育鵬社は、『広開土王碑』の碑文中の一つ、『辛卯年条』の写真を提示して、『“倭が朝鮮半島に出兵して、百済と新羅を服属させた”と書かれる』と歪曲した。

ソ研究教授は、「古代日本が朝鮮半島諸国を征服したというのは、4~6世紀の韓日関係や韓日関係に関する既存の研究者を無視した記述」と指摘した。

引き続き、「伽揶地域は倭国の支配あるいは保護対象で、百済と新羅など韓半島諸国に対しては優位の地位を維持したと記述している」とし、「韓日古代像を替えるほどの論理体系が再構築される前に、歴史教科書に記述された韓半島諸国との関係記述は完全な変化を期待するのは難しいと見られる」と話した。

論文は北東アジア歴史財団が発行する学術誌、『北東アジア歴史論叢』の最新号に掲載された。

ソース:NAVER/聯合ニュース(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=001&aid=0008386456 
 
=管理人補足=
新羅(しらぎ/しんら、紀元356年[3]- 935年);
古代の朝鮮半島南東部にあった国家。「新羅」という国号は、503年に正式の国号となった。新羅、半島北部の高句麗、半島南西部の百済の3か国が鼎立した7世紀中盤までの時代を朝鮮半島における三国時代という。
7世紀中ごろに朝鮮半島をほぼ統一し、高麗、朝鮮と続くその後の半島国家の祖形となった。内乱や飢饉で国力を弱体化させ、高麗に降伏して滅亡した。

[3]:韓国の国定教科書では建国神話にもとづいた紀元前57年説を採用している。
wikiより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%BE%85