1:2016/04/20(水) 00:03:03.50 ID:
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▲イラスト。閲覧注意。

【ソウル=ニューシス】カン・スユン記者=2016年、ソウル市財政で最も多くを占めたのは何だろうか。全体予算で34.7%(8兆3893億ウォン)を占める福祉費だ。それなら時計を逆にまわして日帝強制支配期の1910年代はどうだっただろうか。

ソウル歴史編纂院が「ソウルと歴史」93号に収録する研究論文を見れば答えが出る。当時、京城府(現ソウル市)の最大業務は「糞尿処理」だった。京城府経常支出の81%を占めた。1910年代ずっと糞尿処理は経常支出の半分以上である50%を上回った。今日で言えばソウル市の最大予算が「糞尿回収」に当てられたわけだ。

その後、他の項目の大幅増額で糞尿処理費用は10%台に落ちた。しかし、同費用は首都費、事務費とともに支出上位3位に入る程財政で相当部分を占めた。京城府は衛生事業を拡大するために1935年から糞尿回収手数料を導入し、1936年には市の清掃義務を規定した「朝鮮汚物掃除令」が公布される。

回収した糞尿は光化門(クァンファムン)外の新堂里と麻浦の処理場に集めて肥料会社や農場、個別農民に販売した。しかし、全般的に肥料としての糞尿需要が日本の大都市ほど高くなくていつも処理場の「糞尿停滞」が問題になった。

化学ビル(?)の導入、コレラや寄生虫などの衛生問題で後期になって肥料としての価値は下落した。糞尿処理問題は植民地でもずっと京城府の騒々しい問題であった。京城府は糞尿回収がまともになされず、処理場のために近隣住民たちが受けた被害、肥料会社に対する特典と京城府のわいろ授受是非、1935年、糞尿回収手数料導入などで頭を痛めた。

ソース:ニューシス(韓国語) 日帝強制占領期間ソウル市最大事業は'X片づけること'…経常支出の81%
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20160419_0014031205