オイル　原油　 

1： :2014/04/04(金)20:59:33 ID:
エスオイル原油タンク ミキサー器軸離脱で原油漏出

4日午後3時30分頃蔚山市（ウルサンシ）蔚州郡（ウルチュグン）エスオイル温山（オンサン）工場で72万バレル規模の原油タンクでミキサー器軸が離脱して5時間以上油が漏れ出ている。事故当時タンクには57万バレルの原油があり、午後8時現在の流出量は2万～3万バレルに達すると推定される。

事故は直径84.75m、高さ21.9m規模の円筒形である原油タンクのミキサー器軸が離脱して発生した。

会社側と消防当局は油蒸気のために爆発の危険があると見て漏れ出た油の油蒸気を沈めるために泡をまく方式で防除作業を始めている。しかし漏れ出た油はタンク周辺に設置された防油施設(油が流出するのを防止する施設)により拡散が遮断されて工場外部への流出憂慮はないと消防当局は明らかにした。

蔚山（ウルサン）海上警察も海岸にオイルフェンスを打って海に連結される排水路に油吸着袋を積むなどもしもの事態に備えている。現在会社側はタンクに保存された残余油を他の空タンクに移送すると同時に防油施設で漏れ出た油を集めている。

エスオイルは「約2万バレルがタンクの外でもれたが遮断壁(タイク)に詰まって外に流れていった原油はない」と明らかにした。引き続き「人命被害はなくて、工場稼動にも支障がない」と付け加えた。

タンク内の原油を全部移送するには今後8～9時間以上かかるものと見られる。エスオイルは14時間のうちに原油移送作業を終える予定だ。

このために油移送作業が完了する時までは油漏出が続くことと消防当局は展望した。
事故現場には高性能化学車など消防車20台余りと消防隊員70人余り、会社職員40人余りなどが防除作業はもちろん油外部流出を遮断している。

ナセル・アル・マハシール エスオイル最高経営者(CEO)も収拾作業を指揮するために現場に出発した。警察と消防当局は会社関係者を相手に正確な事故経緯を調査している。

韓国日報（韓国語）
http://news.hankooki.com/lpage/society/201404/h2014040417595874990.htm