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(イメージです。)


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:2016/02/21(日) 20:46:22.69 ID:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160221/k10010417211000.html
2月21日 19時44分
 
日本との激しい受注競争の末、中国が建設を請け負うことになったインドネシアの高速鉄道は、起工式から21日で1か月がたちましたが、必要な手続きが不足しているとして監督官庁からの認可が下りず、建設開始の見通しが立たない事態になっていて、国内で計画の先行きを不安視する声が高まっています。
 
インドネシアの高速鉄道は、首都ジャカルタと、東におよそ140キロ離れたバンドンを結ぶもので、去年、日本との激しい受注競争の結果、中国が受注しました。

インドネシア政府は、中国への発注を決めた理由について、国家の財政負担がないことや、日本よりも2年早い3年という工期の短さを挙げていて、先月21日には、建設に当たる合弁企業のほか、インドネシアのジョコ大統領と中国の王勇国務委員ら両政府の関係者も出席して起工式が行われました。
 
21日で、起工式から1か月となりましたが、工事を監督するインドネシア運輸省から建設の認可は下りておらず、工事が開始できない事態になっています。
 
この理由についてインドネシアの運輸省は、具体的な建設計画が140キロの区間のうち5キロ分しか提出されていないうえ、資料の一部が中国語から翻訳されていないなど不備があり評価ができないこと、さらに建設予定区間に3つある活断層で起きうる地震への対策が不十分であることなどを挙げています。
 
運輸省の幹部は「われわれの規則を守ることができなければ、認可を出すことはできない。いつ認可を出せるかは彼らしだいだ」と話し、現状では建設の認可を出せないとしています。
 
一方、建設に当たる合弁企業は「中国の高速鉄道はこれまでも世界で最も高い安全基準を保っている」と述べ、計画そのものに問題はないとしていますが、建設開始の見通しは立っておらず、地元メディアからは「今後の展望には疑問符がつく」などとして、計画の先行きを不安視する声が高まっています。

※用地の取得に向けた交渉も進まず
 
インドネシアでの高速鉄道の建設を巡っては、建設に当たる中国とインドネシアの合弁企業と建設予定地の地権者との間で、用地の取得に向けた交渉も進んでおらず、地元から不安視する声が上がっています。建設予定地にある西ジャワ州の担当者は、「用地の取得は必ず問題に直面すると思います。農業者に十分な代替地を確保するのは、簡単ではありません」と話しています。また、地元の住民の1人は「補償や代替地の確保が、本当にされるのか不安です。住民が参加できる話し合いの場を、もっとつくるべきです」と話しています。

※専門家「工期3年はあまりに楽観的」
 
中国が受注したインドネシアの高速鉄道計画を巡り、起工式が行われたものの建設の認可が下りていないことについて、インドネシアの政治アナリスト、ポール・ローランド氏は、「起工式の前にもっと準備が必要だった。受注してからの進め方が、非常に性急だ」と述べ、計画の準備段階での不備を指摘しました。
そのうえで、中国が設定している3年という工期について、計画を進めるうえで、用地の取得が難航すると予想されることを挙げ、「今後も解決が難しい問題が生じうる。3年という工期は、あまりに楽観的だ」と述べ、受注の際にポイントなった短い工期での完成は、困難だと指摘しました。

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