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(イメージです。)


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:2016/02/14(日) 20:41:23.95 ID:
元朝日新聞記者で、あえて古巣の体質を痛烈に批判する著作『崩壊 朝日新聞』を書いたジャーナリストの長谷川煕氏に、思いを聞いた。

  ■ きちんと自分で取材して書くべきだと思った

 ──憤っていますね。

 一昨年の8月末まで朝日新聞社系の雑誌『AERA』で、身分上はフリーの社外筆者として取材、執筆していた。もし8月5日の朝日新聞紙面がなければ、今もそうしていた可能性がないとはいえない。

 なぜ辞めたのか。怒ったからだ。慰安婦関係の一連の「吉田清治証言」に関するすべての記事の取り消し。取り消し自体は評価しえても、32年間放置した謝罪がないどころか、内容のすり替えをあっけらかんとやっている。こんなひどいことがなぜ起きたのか。きちんと自分で取材して書くべきだと思った。

 最初の関連記事が掲載されてから32年目にやっとだ。それも吉田証言の中身はまったく虚偽。いかなる裏付けを取ることもなくその証言に基づき、日本人および日本をとことん世界の中でおとしめるような記事を延々と何本も載せ続け、疑問の声が他のメディアなどから出ていたにもかかわらず、放置し続けた。

 ──同年の9月11日に謝罪会見をしました。

 社会的な批判が沸騰してきたものだから、同時に東京電力福島第一原子力発電所で吉田昌郎所長の命令に違反した行動が所員にあったという誤報があって、ついでに慰安婦報道の虚報についても謝罪した。後追いの小ばかにした対応だった。

 ──ご自身は、朝日新聞そのものを糾弾する取材になりましたね。

 取材を始めて驚いたのは、日本と韓国の深刻な対立関係の原因は一にかかって朝日新聞報道だったことだ。朝日新聞社の第三者委員会報告では委員の間の意見が分かれたとして併記にとどめているが、「朝日新聞『慰安婦報道』に対する独立検証委員会」の報告書には、いかに海外に影響したか、具体的に分析されている。米国や韓国に大きな影響を与えていることは明らかだ。

 ──昨年末に慰安婦問題を解決する日韓合意がありました。

 一応、政府間では決着し、対立し合わないと表向きはなった。しかし、なお韓国の最過激派の民間団体はそんなことでは済まさないと、自国の朴槿恵(パク・クネ)政権に対しても激しく攻撃する運動を始めている。この団体と朝日新聞記者がつながっていろんな暗躍をした経緯がある。

 再び怒りが込み上げてきたのは、日韓合意の翌日の紙面だ。韓国の日本に対する憎悪の原因は朝日新聞の虚報だったのだから、合意がなった機会にあらためて朝日新聞社として日本国民および韓国国民に謝罪があってしかるべきだ。何らかの大きな記事が出てくると思っていたが1行もなかった。政府間の複雑な交渉関係をひとごとのように書いている。

 ──記者が暗躍とは? 

 さかのぼって朝日新聞記者がこの問題で韓国民間人とどういう結び付きがあり、どういう関係だったのか。そこまで突き詰めないと、物事の根本を洗い出すことにならない。これは2005年のNHKとの衝突事件とも関係してくる。

 ──公共放送に対する政治の介入といわれました。

 NHKの番組内容に政治家が圧力をかけ、「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」に関して番組が改変されたという記事だ。相手が朝日新聞嫌いの政治家だからこそ、公共放送に対する政治の介入をキャンペーンの理由にしたフシがある。あのときも、物事をすり替えてごまかす朝日新聞社の体質を象徴していると思った。

>>2以降に続く)

塚田 紀史

Yahoo!ニュース 東洋経済オンライン 2月13日(土)15時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160213-00104422-toyo-soci&p=1