1:2016/02/13(土) 09:20:06.87 ID:
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平昌五輪の初のテスト大会。コースは概ね好評価を得たが、肝心の大会運営では批判噴出。本番は大丈夫か(KBSのホームページから)

 2018年2月に開催される平昌五輪に向けた初のテスト大会が2月6、7日、江原道のアルペン競技場で行われた。競技場建設の遅延で開催自体が危ぶまれたが、終わってみれば、韓国メディアは概ね「合格点」の評価を下した。さらに新設の競技場建設は全体的に60%に達したとして、韓国内には「峠を越えた」と安堵感が漂う。今年は本番に向けた本格的な大会運営など「ソフトウエアの強化」(趙亮鎬五輪組織委員会委員長)に目標が置かれ、次のステップに進むようだ。しかし、今回のテスト大会でも大会運営で所々に「未熟」と批判される不備が垣間見られたようで、14年仁川アジア大会で不評を買った稚拙な大会運営の汚名を晴らすまでには時間がかかりそうだ。2月9日で本番まであと2年。低迷する国内の雰囲気の盛り上げとともに、国際的に恥をかかない大会運営に醸成させるまでに残された時間は多くない。

 KBS(電子版)は2月7日、「平昌最初の模擬試験『合格点』」と題して報じた。昨年末から1台約400万円する人工降雪機110台をフル稼働して目標量1.2メートルに達した雪質や、工事の遅れで一時は国際スキー連盟(FIS)から本気でテスト大会の開催が不可能と危惧されながら1月にようやく完成させたコースは目立った問題が浮上しなかったようだ。

 6日の男子滑降で優勝したチェーティル・ヤンスルード(ノルウェー)は「雪質も良好で、ジャンプも大きくなるけれど、いい滑りができると思う」と評価した。

 むしろ批判は少数派で、AP通信によると、ソチ五輪男子滑降銀メダルのクリストフ・インネルホファー(イタリア)がスピードの遅さを指摘。彼の主張では、滑降競技では時速130~160キロで滑り降りなければならない。ところが「時速96キロしか出ない。多くの人が、これを滑降と呼べるのか?と疑問に思うだろう」と指摘し、コースセッティングの変更を提案している。

 一方、最重要ミッションである運営はというと、KBSは転倒して骨折した選手の迅速な病院搬送や、降雪によるゲレンデ整備で「大会運営に大きな影響を与えなかった」と評価した。文化体育観光部も「大会は滞りなく終わった」と安堵感を漂わせた。

 とはいえ、やはり未熟と取れる運営はあった。2月6日に、ロッテ・グループ会長で大韓スキー連盟の辛東彬会長がゴンドラに乗ろうとしたら止められた。付けていたIDカードがゴンドラ搭乗権限のないものだった。
辛会長はテスト大会の経費50億ウォン(約5億円)を支援する大スポンサーだが、それは規則にのっとっている。ところが、五輪組織委の実務者らが「勝手にゴンドラ利用する状況だった」という。これでは辛会長に対する措置は何ら意味をなさない。

 さらに、組織委の関係者が観客席までの上り坂を運行するトラクターを直接運転し、しかも知人を乗せて運んだという。公私混同も甚だしい。KBSの記者が目撃し「眉をひそめさせる光景」と嘆いた。大会関係者も「大会運営を総括しなければならない人物として適切でない行動だ」と指摘した。

 趙亮鎬五輪組織委員長はテスト大会直前、「今後、五輪まで行われる各テストイベントですべてを実戦のように実施し、ソフトウエアを強化するのが今年の目標だ」と語っていた。その意味からいえば、初のテスト大会は完璧ではなかった。五輪組織委は大会期間の選手団、観客、サービス、大会運営など全般を分析し「すぐに評価作業に入るだろう」と語った。

 テスト大会は17年4月まで続く。次は2月17~19日にFISスノーボードW杯が予定される。冬季種目が脆弱な韓国で大会運営を担う国内組織の人材が育成できるかが勝負だ。大会運営で失敗し、国際的な不評を買った仁川アジア大会の轍を踏まないようにするには、初のテスト大会で見えた不備を完璧につぶすことが必定だ。できなければ、今度こそ「国際的な恥さらし」になることは間違いない。

http://www.sankei.com/premium/news/160213/prm1602130013-n1.html
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http://www.sankei.com/premium/news/160213/prm1602130013-n3.html
http://www.sankei.com/premium/news/160213/prm1602130013-n4.html