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:2016/02/09(火) 11:34:36.28 ID:
【寄稿】韓国庭園の「文化商品」としての価値を認識せよ

 庭園は単なる物理的空間ではなく、それ以上の価値を持っている。いわゆる「土地の気風」(ゲニウス・ロキ)を有形・無形に示す場所であり、そのためほかの何よりも「文化商品」としての価値が高い。最近では多くの国が庭園を自国の文化広報ツールとして活用し、イメージ向上を図っている。外国の都市に造成される韓国の庭園も、われわれの文化を広く伝え、韓流文化をけん引する役割を果たさねばならない。

 日本は1873年のウィーン万博で日本庭園を造成し、自国を代表する文化商品としてアピールした。これまでに政府レベルで各国に計400以上の庭園を造成している。一方、韓国はメキシコシティ五輪(1968年)の開催地に韓国庭園を設置したのを皮切りに、これまで約20カ国に40余りの庭園を造成した。

 韓国は日本に比べ、海外への庭園造成に対する政府の関心と支援が不足している。すでに造成された韓国庭園も、老朽化と管理不足で国のイメージをむしろ失墜させかねず、体系的な管理計画の整備が急がれている。

 国の「格」を象徴する存在たり得る優れた韓国庭園を海外に造成するには、汎政府レベルの組織的かつ積極的な支援が必要だ。この先、海外に造成する庭園は、伝統庭園の再現にとどまらず、韓国文化を新技術とともに新たな次元で紹介するものでなければならない。企画、設計、そして素材と技術の選択において新たなモデルを模索し、さらに韓国造園産業が海外に進出するための基礎固めができれば申し分ない。

 海外にある既存の韓国庭園は造成費全額を国や自治体が負担し、寄贈の形で設置された。一方、ドイツ・ベルリンのマルツァーン保養公園にある中国と日本の庭園は造成費全額をベルリン州政府と欧州連合(EU)が負担した。これを参考に、今後は外交・政治的な「格」に見合った造成方式を議論せねばならない。業績作りのため無分別に造成するのではなく、維持・管理まで責任持って行うべきだ。また、海外での韓流ブームを追い風に、韓国庭園を「K-Garden」として売り込んでいく多角的な戦略も求められる。庭園はその国のハイレベルな文化を示す存在なのだ。

キム・インス韓国造景士会・庭園文化研究所長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/05/2016020502390.html