1:2015/12/14(月) 19:58:27.52 ID:
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 原油価格下落の影響で輸出物価指数が過去30年で最低に落ち込んだ。韓国企業による輸出製品の平均単価が30年前の水準へと後退したことを示している。ただでさえ世界的な景気低迷で輸出が減少する中、輸出単価の下落は韓国企業のもう一つの試練となっている。輸出入物価の同時下落で原材料を輸入、加工し、半製品や完成品を輸出する企業の利ざやはますます低下している。

  ■輸出物価、30年前の水準に

 韓国銀行が11日発表した11月の輸出入物価指数は、輸出物価指数が80.98で、前年同月を8.6%下回り、30年前の1986年9月(80.79)以来の低水準となった。下落幅も年初来で最も大きかった。輸出入物価指数は輸出入商品の価格変動を把握し、それが国内物価に与える影響を見るための指標で、2000年を基準値(100)としている。

 輸出入単価下落の直接的な原因は原油の値下がりだ。石炭・石油製品の輸出価格は前年同月比で36.7%下落した。うち、C重油(48.8%下落)、軽油(36.4%下落)の下落幅が大きかった。石油輸出国機構(OPEC)が最近、原油の減産合意に失敗し、原油価格の先安観が強まる中、輸出入価格も当面底が見えない状況だ。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油1月限は10日、前日比1.1%安の1バレル=37.76ドルで引けた。2009年2月以来の最安値となる。

 さらに深刻なのは、原油を生産基盤とする品目だけでなく、関連性がない品目でも広い範囲で輸出物価が下落していることだ。電気・電子機器の輸出物価指数は7.3%下落した。特にDRAM(28.7%下落)、フラッシュメモリー(25.7%下落)の値下がりが目立った。

 原油と直接関連がない輸出品目でも輸出価格が下落するのは、長期にわたる世界的な景気低迷で需要が低下しているためだ。さらに円安などを追い風に日本企業がシェアを伸ばし、競争が激しさを増していることも輸出単価の下落に拍車をかけている。

 輸出価格だけでなく、輸出量にも影響が出ている。韓国開発研究院(KDI)によると、韓国の商品輸出は今年9.7%減、来年は2.3%減と2年連続で落ち込む見通しだ。韓国は1997年の通貨危機、2008年の世界的金融危機の当時を除き、商品輸出(金額ベース)がマイナスとなったことはない。

  ■経済の体質改善必須

 今年過去最高の経常収支黒字が見込まれる韓国経済は表面的には健全に見えるが、内実は異なる。1-11月の貿易黒字は832億ドルで、通年で過去最高となる見通しだが、輸出と輸入が同時に減少する中、輸入の減少幅が輸出の減少幅を上回ったために生じた「不況型黒字」と言える。当面原油安が続けば、経済がさらに委縮するとみられるほか、韓国経済の成長をけん引する輸出にも大きな打撃を与えかねない。

 原油価格は来年も下げ止まらない見通しで、さらに深刻な状況に陥りかねない。商品の生産コストが低下し、商品価格が下落するものの、企業の固定費用は変わらないため、結局は収益が目減りする。その上、原油安は原材料価格の下落ももたらすため、新興国の景気を冷え込ませ、結果的に韓国の輸出減少を招く。

 専門家は原油安による衝撃を受ける前に韓国経済の体質を改善すべきだと指摘する。KB経営研究所のイ・スンフン研究員は「現状では企業構造調整で経済の修復を目指すことが最優先課題だ」と述べた。

尹柱憲(ユン・ジュホン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015/12/14 09:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/12/14/2015121400852.html

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