韓国 国旗 
(イメージです。)


1
:2015/12/03(木) 21:18:11.69 ID:
 北朝鮮の核開発を引き金にした韓国の核武装論。今や「韓国の孤立」が後押しする。

・北の核武装は秒読み

--前回は、韓国の核武装論に本腰が入ったという話でした。なぜ今、なのでしょうか。

鈴置:北朝鮮の核開発が進み、近く実戦配備される可能性が高まったからです。北は2006年以降、3回の核実験を実施しました(表「北朝鮮の核実験」参照)。

23_201512041225147e3.png 

 核爆発の規模も尻上がりで、すでに相当の威力の核爆弾を開発済みと見る専門家が多いのです。残る課題はミサイルに積めるよう小型化することで、4回目はそのための実験と見られています。

 2-4年に1度という過去の実験のペースから見て、北がいつ4回目の実験を実施してもおかしくない状況です。それに成功すれば直ちに実戦配備に入るのは確実です。

 北朝鮮は日本と韓国に届く短・中距離弾道ミサイルは開発済みです。2015年5月9日には「潜水艦からの水中発射実験にも成功した」と発表しています。もちろん通常動力型の潜水艦です。

 地上基地とは異なって潜水艦は敵の先制攻撃を受けにくい。このため核保有国にとって、弾道ミサイルを水中から発射できる潜水艦を保有することは必須なのです。

 ただ、本当に北朝鮮が弾道ミサイル搭載型潜水艦を実用化したかは、疑問視する向きが多いのです。11月28日にも実験したようですが、韓国政府は失敗したと判断しています。

・東京を守るためにロスを犠牲?

--なぜ、韓国と比べ日本では北の核が騒ぎにならないのでしょうか。

鈴置:日本人が平和ボケしているからです。北朝鮮が核兵器を実戦配備すれば、日本の安全は大きく揺らぎます。北にとって日本は“立派な”仮想敵国なのです。でも、日本には北の核は対韓国用と思い込んでいる人が多い。

 もう1つは、米国との同盟に対する信頼感の差でしょう。日本人は米国の核の傘に入っているから、北朝鮮や中国の核攻撃は受けないと信じがちです。

 でも、米国の核の傘は揺らぎ始めています。前回に紹介した米ケイトー研究所(Cato Institute)の「U.S. should retire outdated alliance with S. Korea」(10月21日)という論文で、筆者のドーグ・バンドウ(Doug Bandou)シニア・フェローは以下のように書いています。

・現在、北東アジアでは中国、ロシア、北朝鮮という悪漢だけが最終兵器を持っていて、米国の同盟国である民主国家はいずれも持っていない。その結果、米国はソウル、東京、台北を守る代わりに、ロサンゼルスを危険にさらす羽目に陥っている。

>>2以降に続く)

日経ビジネスオンライン 2015年12月3日(木)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/113000026/?P=1
 
MIZUHO no KUNI 関連記事
前回の記事はこちら↓からどうぞ
【鈴置高史】一歩踏み出した韓国の核武装論 今度は「原子力潜水艦を持とう」(2015/11/27)
上記を含む鈴置氏の記事はこちら↓からどうぞ
http://mizuhonokuni2ch.com/?tag=%E9%88%B4%E7%BD%AE%E9%AB%98%E5%8F%B2